月の蝶は可憐に舞う (ページ15)

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帝国学園ページ15

帝国学園との試合当日＿＿＿

『久しぶり、夏未』

夏未「A…!貴方も試合を見に？」

『そんなとこ、試合が始まる前まではこっちにいる』

夏未「あら、珍しいわね、普段ならずっと個々で見るっていうのに」

『円堂君…彼、面白いから。
　近くで見たいと思ったんだ』

校長「いらっしゃったみたいですね」

帝国学園の選手達が来たらしい

わざわざあんな豪華な登場とはな

大きな車(？)から出てきたのは、見知った顔がいた

『…有人に次郎…』

夏未「知り合い？」

『そんな所だ』

『そろそろ行くよ』

夏未「えぇ」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

『円堂君』

円堂「!A!」

『試合、ここで見てもいい？』

私はマネージャーの座っているベンチを指差した

円堂「いいぜ!いいよな!秋!」

木野「もちろん!」

『隣、失礼するよ((ｷﾗｷﾗ』

木野「う、うん//」

秋ちゃん…だよね

なんで顔が赤いんだ？

『顔が赤いぞ？熱があるんじゃないか？』

私は手を秋ちゃんの額に当てた

木野「へっ!?//だ、大丈夫!//」

帝国学園の選手を見ると、次郎と目があった

佐久間「!!ｸｯ……カメラを忘れてきた…」←

源田「(こいつは何を言っているんだ)」

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ…

『……父上…』

ﾋﾟｯ

「《今すぐ帰ってこい》」

それだけ言われ、

電話を切られた

『………ちょっと、用事ができちゃった。
　
　秋ちゃん』

木野「え？ちょ、Aちゃん!?」

はやく

早く帰らないと

また殴られる

はやく

はやく走って

木野「…Aちゃん…足速…」