歌い手なんてならなきゃよかった

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「ありがとうございました〜」


『ふぅ』


お目当の下着があって良かった


と言いつつ袋を確認


『……大胆すぎ』









コンビニだからシンプルだろうと思っていた


ま、その予想は当たっていた


だが、それよりも重大な事件がコンビニにはあった


それは、デザインが超絶えろいってことだ


危ねぇ


奏多に見られたら誤解どころじゃなかったよ〜









とりあえず奏多に電話しよっかな


「お嬢ちゃんどしたのこんな時間に？」


吹き出しそうになった


ナンパはいいとして、お嬢ちゃんだと⁉


お嬢ちゃんって……古w


こらえきれず笑うと何故か逆ギレされた









「な、何テメェ笑ってんだよ⁉」


『いやぁ、お嬢ちゃんは古いかなって……w』


「こいつ……ナメやがって！」


お？これは少女漫画体験ですかな？


「A危なッ‼」









ﾄﾞﾝｯ


「がはっ」


「何してんだ⁉……ｸﾞﾍﾂ」


2人組が倒れる









『あ、奏多！何で来たの⁉』


「いやいやいや、お前こそ何してんだよ⁉」


『え？やばそうだったから正当防衛？みたいな？』


「は？どうやって？」


『えと、男性のこk「誰に教えられた？」


『志麻だよ？昔体験したらしいんだけど五分くらい動けなくなるんだって‼』


「……そう」


明らかに引いている奏多をスルー









「て、ん……メェ‼」

ﾄﾞｺﾞｯ


もう一度起き上がった男を蹴る


『死んでないよね？殺人罪なったらどしよ……』


「……俺がわざわざ来た意味って……」


『んー引き立て役じゃね？』


「お前な⁉」


冗談冗談〜と奏多をたしなめる









『ほら、帰るよ？まふくん待ってるし！』


「あ、鍵持って来ちゃった」


『え？』


奏多の家はホテルと同じオートロックだ


つまり、鍵を持つ＝









『家の中真っ暗じゃん⁉』


「やばい、あいつ暗闇苦手じゃなかったっけ⁉」


『奏多走るよ‼』


その後家に着くと予想どうりまふくんが泣いていた









_______素っ裸で

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