俺はそこまで派手に育てた覚えは無ぇ

派手14 ページ16

『いやっ……その……』

俺は心の中を見られてんのか？

「はい明らかに口ごもったぁーー！やっぱそうなんだ！もう認めましょう！」

俺の継子

「派手にうざい」

『は？』

また心をよまれたか？

「だから！今の師範は何言っても落ち込んだりため息ついたり派手にうざいですねって言ったんです！」


ﾌﾞﾁｯ


俺の中の何かが切れた


『はァァァ！？お前なぁ、これでも一応お前の師範だかんな！？お前継子！俺師範！』


「だったらなんだって言うんすか！師範だろうが継子だろうが関係無いし！！ていうからしくないことする師範が悪いんじゃないんすか！」


『だとしても言い方ってもんがあんだろうがよ！！らしくねぇだのうぜぇだの、それが目上の人にモノを言う態度か！』


「さっきっから話が地味にぐるぐる回ってます！アホですか師範は！！」


『てめぇ今地味っつったか！？俺に向かって地味って言ったか！？』


「あんたにじゃなくて話が地味にぐるぐる回ってるって言ったんだわ！」


『お前ついに自分の師範に向かってあんただと！？俺は継子をそんな奴に育てた覚えはねぇよ！』


「あんたの日頃の行いみて育ってんだわこっちは！何を私が悪いみたいな言い方しやがって！」


『俺の日頃の行いなんか見なくたっていいんだよ！もっと年上を敬え！俺は派手を司る神だぞ！？祭りの神なんだよ！神様にそんな口聞いていいと思ってんのかおめぇはよォ！』


「…………………」


『なんか言ったらどうなんだよ！急に引くのやめてくれねぇ！？』


「いや……あの……はい、なんか…うん」


『泣くぞ？俺』


「なんか祭りの神とか言ってんなとは思ってましたけど」



「まさか嫁3人も居ながら本気でそう思ってたと思うと心が痛い」



『』←


こんなにも師範を冷たい目で見る継子いるか？普通


俺マジでこいつの師範やるのやめようかな

なんかもうついていける気がしねぇ


「おいコラ、あんたが拾ったんだから責任もって育てろや」



うん


やめよう









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いやぁ会話がめちゃくちゃ多くなってしまいました

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