もう、離してください

拾肆 ページ17

なかなか厄介な血鬼術を使ってくるなコイツ

でもね、こんなんじゃあ私は死なない

死ねない

天元様に何言われるか分かったもんじゃない

まぁそんなに強くないから死なないってのが1番ではあるけど

世の中色々あるからね

油断した時がいちばん危ない



『炭治郎、その子は任せた！』

炭「わかった！Aも気をつけろ！」

『ありがとう』


さぁ、いっちょやってやりますか



『桜の呼吸、肆ノ型・木花咲耶』



鬼「まだだ…まだまd『もう、終わってるんだよ』

この型は桜の呼吸の中で最も素早く音のしない型だ

頸を切られたことに気づかない鬼も多い



ｺﾞﾄﾝ

ｺﾞﾛｺﾞﾛ…



自分の頭が落ちて初めて切られたことに気づくんだ

鬼「そ、んな」



『あとは頼んでいい？』

炭「あぁ、任せてくれ」


基本的に血鬼術を使ってくるタイプの鬼は過去になにかあった場合がある
まぁ勿論そうじゃないのもいるけど


会って間もないけど、分かったことがある



炭治郎は優しい



頸を切ったら復活することは無い

成仏する時ぐらいは話を聞いてやってもいいだろう

この役目は私より炭治郎に向いている

直感がそう感じた






炭治郎と話をしていた鬼は泣きながら、でもどこか安心したような…
そんな顔をしながら消えていった









‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
木花咲耶は(このはなさくや)と読みます
神様？神話？
木花咲耶姫から取りました



お気に入り登録150人越え！
ありがとうございます！！

作者は鬼滅初作品とか言ってますがこれが占ツク最初の作品です

ちょっと変なとことか違うなぁってとこあったらいつでも教えてください！

ではこれからもよろしくお願いします！((｡´･ω･)｡´_ _))ﾍﾟｺﾘ

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