2 ページ7
勝利side
勝「TGCってなんか…すごいね、独特っていうか、すごい。」
「あー…確かに他には無い雰囲気かも。
華やかだけど裏はめちゃくちゃ忙しないし、出演者もスタッフさんも沢山いらっしゃるし。」
勝「Aも服によって雰囲気も目線もガラッと変わるんだね…すごかった。」
「えー嬉しいなぁそんなこと言ってもらえるとは…って顔ガッチガチじゃん！笑」
勝「やばいんだよ本当に…こんな緊張するの久しぶりかも 」
普段はあまり緊張を見せるタイプでもないから、
そんな俺を見てやっぱりどこか楽しそうで。
珍しいもの見ちゃった！みたいな顔してる。
「あんだけお客さんもカメラもあるんだもん緊張するよね。
…でもランウェイ=モデルなわけじゃないからさ、」
勝「…どういうこと？」
口に運ぼうとした手が思わず止まる。
だって…どういうこと？笑
「モデルとして出演してるならまた魅せ方は違うだろうけど、勝利はシークレットゲストでアイドルな訳だから、勝利は勝利でいれば大丈夫だよ」
そう言って うん、と大きく頷く。
勝「そっか、確かに。それもそうだよね」
ランウェイを歩くんだから！！って肩肘張ってたけど
俺は俺で…いいんだ。
そう思ったら少しだけ体の力が抜けた気がした。
「そうだよ〜大丈夫、顔面人間国宝なんだから！」
団子片手に励ましてくれてるけどこれって、、、
勝「事実だけど揶揄ってるだろ？！」
「え？めちゃくちゃ褒めてるけど？！」
てか顔面が国宝なのは否定しないんだ、なんて言われて
ケラケラと笑い合う。
勝「俺ももう1本食べちゃおっかな…でも本番近いし、、」
「そんな団子ひとつ食べたか食べてないかで変わんないよきっと」
勝「ベテランモデルさんがそれ言っていいの？」
「ベテランだから言うの」
勝「ベテランなのは否定しないんだ、」
「はは、何この不毛な会話、笑
ベテランだと思ったこと一度もないわ」
と、また笑い合う。
勝「やっぱ美味いね〜これ」
「ね！1本ごんちゃんにあげよーっと」
ニコッとAが笑うから、また少し緊張が和らぐ。
勝「ありがとね」
「いーえ！楽しんできてね、
モニターでちゃんと見てるから」
残り数時間に迫った初めてのランウェイ
楽しみだな、素直にそう思えた。
_____
よろしければ是非評価お願い致します🙇♀️
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 299人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
むぎこ(プロフ) - 紫水さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます😭わたしもです…彼らなら、いつか「良い選択だったね」って思わせてくれる日が来るんだろうけど…😭🥹一緒にご自愛しましょ😭😭 (4月7日 12時) (
レス) @page13 id: 007ab2c55f (このIDを非表示/違反報告)
紫水(プロフ) - 現実のセクゾ（timelesz）にまだ自分の気持が追いつけていないので、この作品に本当に癒やされています…… (4月5日 22時) (レス) @page12 id: 7012b323ba (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - セクゾとジャニーズ全グループ大好きですコロナとか温度差で体調に気をつけましょう (3月29日 11時) (レス) id: fa15550fa1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：むぎこ | 作成日時：2024年2月10日 0時
