じゃにーずやってます 2

誰よりも優しいあなたへ ページ37

突然だった

本当に突然で、私たちも本人も、まだ、

信じられないでいた


こんなに静かで、重くて、ゆっくり流れる時間は…いつぶりだろう。





聡「…みんな本当にごめん」




健人「みんなで待ってるから、安心しな」




風磨「謝ることじゃねぇよ松島、今はちゃんと休んで…帰ってこい」




男らしく聡ちゃんの頭に手を置く風磨くん




マリウス「寂しいけど、、僕達に任せてよ！」




勝利「とにかく今はゆっくり休んで、話ならいつでも聞くからさ……て、おまえは泣きすぎだから！笑」



ほら、Aも、って勝利に手を引っ張られて聡ちゃんの前にでる





悔しい、寂しい、どうして？



何も気づけなかった


助けてもらってばかりだった





けど1番悔しいのは、




聡「もうA〜！おいで？」



いつものように腕を広げてハグしてくれる、
聡ちゃん本人だ。




A「っ、ずっと待ってるからね、」



いつもの何倍も、何百倍も強くハグをする




聡「ありがとう……って泣きすぎだから笑」




マリウス「あ〜！！Aだけとかずるい！僕も！」



健人「じゃあ俺も！」




勝利「これ流れ的にさぁ…笑」



風磨「まぁいいんじゃん？こーいうのも、」




聡ちゃんを中心にみんなでギューって強くハグをして


みんなで泣いて、笑って。



今の私達ならきっと大丈夫。
いつまでもずっと待ってるから。


誰よりも優しい、あなたへ。

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