電話と弱音 ページ17
サイドなし
Summer Paradise 2016
ソロ公演 小窪(人１)
春のツアーがようやくひと段落ついた頃、そう書かれた紙を渡された。
〈電話してもいい？〉
〈ええよ〉
(人１)「…もしもしのんちゃん？」
小瀧「どしたー？」
(人１)「ソロコン…ソロコン決まった」
小瀧「え！すごいやん！
よかったな〜、おめでとう！」
(人１)「…うん、ありがとう」
小瀧「なんや、嬉しくないん？笑」
(人１)「…(人１)にできると思う？
しかもトップバッターなの。
それにさ…ソロコンって1人でしょ？ …自信ない」
入所当時、ずっとそばにいてくれた小瀧。
何かあったときはやっぱり小瀧に相談してしまう。
ただ話を聞いて欲しい時、
かけてほしい言葉がある時、悩んでいる時…
時に厳しく、時に優しい言葉をかけてくれる。
ソロコンは1人。
当然ながらメンバーは誰もいない。
小瀧「…(人１)、大丈夫や。
もうお前の味方しかおらんで？ きっと。」
小瀧にはわかっていた。
Jrの頃、初めて立ったステージで(人１)が見た光景。
認めてもらうまではたくさんの罵声を浴び、たくさんの嫌がらせを受けてきた…そんなことを思い出し不安になったんだろう。
(人１)「…うん」
小瀧「ソロコンっていうのはその人が好きな人しか見に行かへん。(人１)のことが好きな人しかおらん。自信持ちいや！
そんな元気ないの(人１)ちゃうやん！ もっとお前はバカやろ笑」
(人１)「うるさいな〜笑」
小瀧「安心せえや、(人１)ならできる。」
(人１)「…うん！
…のんちゃんも、来てね？」
小瀧「当たり前や！
ソロコンうまくいったら、ご飯連れてったる！」
(人１)「ほんとに！？ 頑張る頑張る！！ 」
小瀧「単純やな笑
去年の自分は絶対無駄にならへん、信じてやらな！」
(人１)「そうだよね…のんちゃんありがとう！
頑張る！」
昨年の夏は 悔しい思いをした。
他のメンバーはそれぞれの場所でステージに立つ中、(人１)だけは何もなかった。
泣くほど悔しかった。苦しかった。嫌だった。
だから努力した。
「 ''今はスキルを上げる時"だと思って頑張ればええやん」
"今はスキルを上げる時"
自分に言い聞かせてがむしゃらに頑張った。
今年の夏はその成果を見せるとき。
「どんな舞台にしようかな〜」
少しだけ、TDCの舞台に立つ自分が輝いて見えた
＊＊＊
エセ関西弁すみません
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美紀(プロフ) - セクゾとジャニーズ全グループ大好きですコロナとか温度差で体調に気をつけましょう (3月10日 1時) (
レス) id: fa15550fa1 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - あーめろさん» そんなこと言っていただいてほんとに嬉しいです泣 ありがとうございます！ 続編も楽しんでいただけたら嬉しいです^ ^ (2016年12月11日 21時) (レス) id: 2b5f4aa566 (このIDを非表示/違反報告)
あーめろ - 自分がジャニーズになった気分でした！頑張ってください！ (2016年12月11日 20時) (レス) id: d5c0ec0345 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - あやみさん» コメントありがとうございます！！ほんとに嬉しいです〜泣リク了解です！ありがとうございます！！ (2016年10月9日 12時) (レス) id: 2b5f4aa566 (このIDを非表示/違反報告)
あやみ - すっごくこのしょうせつだいすきです。りくは主人公が、学校いく話がみたいです。更新がんばってください。おうえんしています。 (2016年10月9日 10時) (レス) id: 156ec86222 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のん | 作成日時：2016年8月23日 19時
