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こんなに幸せでええんやろうか。
好きな人と付き合う、というのは多分初めて。
Aちゃんが、僕の隣にいてくれる、ということ。
「幸せもんやな…」
月曜日の朝、通勤路の途中で呟いた。
…編集は、終わってない。こんなことあってまともに集中なんか出来るか、いや出来ないね。
オフィスを歩く。隣の席の同僚と目が合って、確信した。
「おーおー大先生！三連休とってたんやろ元気してたか！？」
「シッマ…こっちのセリフやで。俺は元気。」
Aちゃんのことは隠さなあかん。
「コネシマさんうるさ…」
「朝っぱらから元気やな彼奴…」
隣の部署のは元気ないけど。
でもきっと、いつも通りやっていけるやろう。
…元カノも含めて。
コネシマに昼を誘われる前に、一足先に会社を抜け出す。
近くだからいつかバレるかもな。
いや、最低限日記がバレなきゃええ。
からんころん
聞きなれたベルの音を鳴らす。
カウンターの向こうの君と、目が合って。
「いらっしゃいませ！」
その目の前に座って。
「ランチセットひとつ頼むわ。」
注文のものを、出来たてで君が出してくれる。
…朝、この時間に来るって言っといてよかった。
「なあ、俺。」
多分、今世界で一番幸せやわ。
＿＿手稿はここで途切れている。
fin
Day 7 ページ9
好きな人と付き合う、というのは多分初めて。
Aちゃんが、僕の隣にいてくれる、ということ。
「幸せもんやな…」
月曜日の朝、通勤路の途中で呟いた。
…編集は、終わってない。こんなことあってまともに集中なんか出来るか、いや出来ないね。
オフィスを歩く。隣の席の同僚と目が合って、確信した。
「おーおー大先生！三連休とってたんやろ元気してたか！？」
「シッマ…こっちのセリフやで。俺は元気。」
「コネシマさんうるさ…」
「朝っぱらから元気やな彼奴…」
隣の部署のは元気ないけど。
…元カノも含めて。
コネシマに昼を誘われる前に、一足先に会社を抜け出す。
近くだからいつかバレるかもな。
いや、最低限日記がバレなきゃええ。
からんころん
聞きなれたベルの音を鳴らす。
カウンターの向こうの君と、目が合って。
「いらっしゃいませ！」
その目の前に座って。
「ランチセットひとつ頼むわ。」
注文のものを、出来たてで君が出してくれる。
…朝、この時間に来るって言っといてよかった。
「なあ、俺。」
＿＿手稿はここで途切れている。
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匿名 - 完結おめでとうございます。うt...クズ君のお話ってあまりないので難民からするととても助かりました。ありがとうございます！！ (3月18日 22時) (
レス) @page10 id: de8cd53295 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：etra | 作成日時：2024年1月16日 13時
