金属バットを振り回す【FGO】

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「そういうことなら、早速明日行こう。善は急げ、だ」
「でも仕事……もうこの際辞めようか」
「いいね、その意気だ」

翌日彼女はすぐ辞表を出しに行った
店長は悲しんでいたが事がすんだら戻ってくる、と伝えた

「先輩」
「ああ、今までおつかれさん」
「絶対先輩を勝たせてみせます」

話が噛み合っていようがいまいが彼女にはどうでもいいことだった
キャスターは一瞬キョトンとしたがすぐに意味がわかった

「無理しなくてもいいんだぜ？…槍は使えないがな」
「先輩以外は容疑者なので」
「一方的に話すのやめてくれないか」
「先輩さえ守ればいいんですよ」

キャスターに言っているのではなく、自分に言い聞かせているようだった

「先輩、生きてください」
「一回死んでるんだけどな」
「ははは、面白いな」
「面白いの意味わかってるか？お互い頑張ろうな」

帰りは特に早かった
楽しみだったが、怖さもあった

「ただいま、ホームズ」
「おかえりA、さあ誰から行く？」

うーむと考え

「予想の段階でいい、聞かせてもらえない？1番怪しいやつ」

普段は言わないのだが、ともったいぶってから話した

「僕もよく分かっていない段階だ、間違っていても責めないでくれ」

実はライダーとアサシンが決闘をし、一時和解のような状態だということ
きっとその戦った場所で巻き込まれたんだろう…と

「それじゃあアサシンとやらから行こう、名前的に怪しい」
「まず偵察だけだからな」
「じゃあその後ライダーで」
「決まりだ」

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