妻と夫のお付き合い R.Y

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昨日もうどこにも行かないとは言ったけど...









A｢はぁ...どうしよう...｣



やっぱり家にずっといるのは耐えられない。





　





涼介は、ベランダに出ることは許してくれたけど。外の世界はここでしか見れない。








　







A｢...なんであんなこと言ったんだろう｣




自分でも分かんない。自分がおかしくなってく気がした。


A｢...涼介今日は遅くなるって言ってたし、少しだけ...｣





またドアを無防備のまま外に出た。

とりあえず近くの公園に行ってみる。




　






A｢......気持ちいい｣



夏風が吹くのって、あの時の海を思い出す。落ち着く...

ベンチに横になりたくなるぐらい。








　




　





遊具には小学生ぐらいの子供たちが独占していた。でもその横で小柄な男性が紙飛行機を一生懸命飛ばしているのが見えた。





A｢あれ...あの人どっかで...｣





　








　




　









　







　







　





　









　









　









(？？｢どうしたんですか？｣)




(？？｢もしかして急いでますか？｣)









A｢スーパーで...｣



私はその人に駆け寄った。どうしてもお礼が言いたくて。



A｢あ、あの！｣


？？｢...はい？｣


A｢この前助けてくれて、ありがとうございました！｣


　



男の人は一瞬きょとんとして、｢あーあの時の！！｣とでかい声で笑顔になった。


？？｢いやー偶然ですね！この近くに住んでるんですか？｣


A｢はい。そうなんです！｣


？？｢あ、自己紹介まだでしたね。俺、有岡大貴って言うんだけど...｣









　







　






私は固まった。







A｢え...あ、有岡...さん｣

有｢そう！俺のこと知ってる？｣




子犬みたいな目をクリクリさせながら聞いてくる。


　




A｢ま、まぁ...ヒルナンデスで...｣

有｢おー！見てくれてるの！？ありがとう！！｣








...私は、また涼介に怒られる...そんな思い。

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