3話 ページ3
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カタカタ震えながら
今日も教室に入る。
誰もいない
朝早く来てよかった。
胸をなでおろしてため息をつく。
「いっ、」
YG「おはよ」
後頭部を本で叩かれたのか
ユンギの手の中には分厚い本が握られていた。
いつもは朝遅いくせに。
なんで今日だけはいるの。
「いった、そんなことする必要ないでしょ」
YG「あるよ」
「何があるの」
YG「昨日お前みたでしょ?」
「あ、あれは!」
YG「何言い訳?笑笑」
「わたし鍵当番だったの。」
YG「へぇ、それで?」
「確認しにいったらいたの。悪くないでしょ」
YG「悪いよすこしは気を使ってよね?」
「学校でそんなことしてる方が悪い!」
YG「ガン見してたくせに…」
「ばか!ガン見なんかしてないし!最低!」
頭にくる。
ユンギの肩を思い切り叩いて廊下に出た。
TH「なに、ユンギまた女?笑笑」
YG「うるせーよ」
今日も匂いが違った。
苦しい
話せて嬉しいはずなのに
怒った態度をとって、
また自分を苦しめる。
「はやく、楽になりたいよ…」
涙が落ちる。
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もも - 続編の作成頑張って下さい (2018年8月22日 10時) (レス) id: 29a507218a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨宮 | 作成日時:2018年7月14日 16時