僕の元カノ (ページ41)

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41話ページ41

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驚いたように

テヒョンさんは綺麗な瞳を

大きく見開いた。

押しのけてしまった。

わたしって最低？？

「ご、こめんなさ…」

TH「ほんと、ジョングガのこと好きなんだね」

「えっ…」

口を四角くして笑った。

TH「ジフンのところに行ったりいろんな人と仲良くしてたから、ジョングガのこと好きじゃないんじゃないかと思ってた。」

私の胸元の解いたリボンを

丁寧に結び始めた。

TH「だから試したの僕で、Aちゃんには悪かったけど、ごめんね。」

「い、いえびっくりしたというか…」

私を試そうと思うほど

ジョングクを大切に思っているのだと思った。

JK side

JM「マネヒョン来るからテヒョナ探してきて」

半分押し付けの状態で

重い足を動かしながら

4次元テヒョニヒョンを探し回った。

喉乾いたって行ってたから

ベンチがあるところかな。

「あ、あの顔近くないですか…」

ステージ衣装のままの

テヒョニヒョンと、Aがいた。

ジリジリと迫り寄るテヒョニヒョンは

Aとすごく近い。

「てひょ…」

振り絞ろうとした声は

出ることを諦めて、

ぎゅっと喉を痛めた。

足は重いブーツのせいか前に進まない。

キーンとした

耳の奥が痛くなる。

僕の目はまばたきをわすれて

さらに近づくテヒョニヒョンとAを

見つめていた。

ジリジリと近くなる2人の唇。

みたくないのにどうして見つめるの。

コントロールが効かない。

「私はジョングクが好きなんです！！」

その声とともに押しのけたA

ふらつくテヒョニヒョンをみて

やば、という顔なのか目を大きく開いている。

それより

なんでこんなに嬉しいんだろ。

パクパクと口を動かすテヒョニヒョン。

何かを聞いたのか

ちらっと僕の方を見た。

「えっ、え、」

赤面して

Aはその場にしゃがみ込んだ。

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