僕の元カノ (ページ31)

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31話ページ31

you side

結局綺麗にまとまった髪型で

待ち合わせのロビーに向かった。

私服はちゃんとしてる。

早帰りだからどこか出かけようと

思っていた自分に感謝する。

JK「ごめんちょっと遅くなった」

「あ、ううん大丈夫だよ」

JK「じゃあ行こっか？」

「え、うん？」

さっきと違う髪型になったことに気づいて欲しくて

少しいじってみるけれど反応はない。

ちょっと悲しくなってきた。

TH「あっ、Aちゃん！」

「わ、テヒョンさんお疲れ様です」

TH「髪型さっきと違うね？かわいいよ」

「わ、ありがとうございます…」

JK「ヒョンナンパですか？」

TH「ちがうしっ！」

グクに気づいて欲しかった髪型は

女慣れしてる(？)テヒョンさんに

気づいてもらえました。

JK「はい、これに乗って？」

TH「お先にどーぞレディーファーストです」

「えっ、テヒョンさんは…」

二人きりのはずなのに

テヒョンさんはなぜかニコニコしながら

私たちの後ろをついてきている。

「まって、これからどこに？」

JK「あー宿舎だよ」

JN「やーまたあったねー」

「ジンさんお疲れ様です」

JM「髪型変えた？かわいいね」

「そうなんです、ありがとうございます」

テヒョンさんだけじゃなく

防弾少年団全員が乗るバスに乗り込んだ。

イケメンにはさまれながら

ニヤニヤを必死に止める。

YG「なにニヤニヤしてるの？」

「えっ、」

TH「なに、Aちゃんニヤニヤしてるの？」

「いやいや、してません！」

YG「え、ちょっとしてたよ？」

「いやいやいや！ユンギさんそんなこと言わないでください！」

視線を感じたと思ったら

いつのまにかニヤニヤしていたのを

ユンギさんに見られてしまっていた。

JK「Aをいじめるのはやめてくださーい」

TH「なんだジョングガ！まるでお前のものみたいに扱って！」

JK「そんなつもりはないですけどね」

きぃーっとテヒョンさんはジョングクに飛びかかった。

変な緊張感が消えずに

背筋は伸びきったまま。

HS「Aちゃん着いたよ？おりよっか」

「ホソクさんお疲れ様です」

目と鼻の先に立ちはだかるのは

大きな大きな彼らの宿舎。

「お、お邪魔します…」

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