１５呪目:進化形 ページ19
千景side
はぁ...ひさしぶりにぶちギレて口が悪くなりましたよ。全部皇帝のせいですえぇ
さて、そろそろとどめを刺すときが来ましたかねぇ。宗さまの指示がくればすぐにでも...
宗「♪〜♪〜♪〜」
曲調が変わりましたか...これでようやく皇帝の度肝を抜くことができますよ
驚いているでしょうねぇ、天祥院英智。我らがfineのパフォーマンスの進化形を演じていることに
宗さまは掴んだのです。異常な思索と研鑽、修練と執念、才能と閃きの果てに...人間とは思えぬその速さで
宗「忘れたのかね？きみが僕たちを怪物のように扱ったのだよ？人間以外の存在として、かけがえのない僕の友を！蔑み、弄び、面白半分に破壊した...！」
宗「僕は忘れない、そこにどんな大義があったとしても！毎晩、きみの夢枕に立って恨み言を囁いてやろう！」
宗「きみがッ！僕たちを「五奇人」と呼んだのだ.....！僕たちの青春を奪った咎を、死の淵まで後悔するがいい！聞け怨嗟の声を.....！」
fineの全てが悪いとは、さすがの私も言いません。真の悪であればあの桃色の髪の少年はfineに所属しようなどと思わなかったでしょう
すでにfineにいないあの二人や青葉さまは、本気で学院を変えようとしていた。その点は皇帝もそうでしょうね、理解はしますよ理解は
だけどお前はやり方を間違えた。生け贄を祭り上げ、それを捧げることで安寧を保とうとした
生け贄にされるものが許しても、残された者はけして許しはしない。永遠に恨み、憎み、捧げた存在を呪い続ける
言葉には言霊というものが宿る。それが強い感情なら、それに比例した言霊が宿る...これは俗説などではない
宗「思い出させてあげよう！毎晩、僕たちの姿を悪夢に見るがいい！呪われてしまえ、末代まで！何度死んで、生まれ変わっても！」
宗「永遠に、僕たちがきみの恐怖となってやろう！カカカカ.....☆」
せいぜい怨讐の歌を聞き続けるといい。貴様にはそれがお似合いだ
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ぬん(プロフ) - 世界観がとても好きです。更新楽しみにしています！ (2019年1月6日 23時) (
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