３皿目:御侍とパステル・デ・ナタ ページ6
Noside
ここで一つ、イオリとパステル・デ・ナタの出会いの話をしよう
その前にイオリの経歴だが...じつは元々光曜大陸を旅する旅人だった。その途中で料理御侍のギルドに別目的で立ち寄ったところ、才能があるとわかり料理御侍をすることになったのだ
はじめは一人で店を切り盛りし、空輸などで収益を得ていたのだがそんなイオリを見かねた先輩御侍が幻晶石と霊火を分けてくれたのである
曰く...「食霊をつれていない料理御侍はいないし、いないとできないこともあるから早く呼べ」ということらしい
先輩にそこまで言われてしまってはやらざるを得ないため、イオリはしぶしぶ召喚を行ったのだ...なぜしぶしぶだったのかは後述する
そうしてパステル・デ・ナタは召喚され、イオリと出会ったのである
ーーーーー
イオリside
「うん？なんだお前か。俺はパステル・デ・ナタ、これから一応世話になる」
いかにも「人と関わりたくないです」といったオーラを纏って現れたのは、地面に着きそうなほど長い茶髪の、目付きの鋭い青年だった
あと彼のエッグタルトは他のと少し違うらしい...エッグタルトなんてほとんど食べたことないからわからないけれど
『あ...俺はイオリ。俺の店に来てくれてありがとう。えっと、パステルって呼んでもいいかな？』
パステル「好きにすればいい」
『うん、じゃあそうするね。俺のことはなんでもいいよ』
...正直、このときは「本当に仲間としてやっていけるのか」って思うくらい不安でいっぱいだったんだ
だけど、お前は怒るかもしれないけど...「あんなこと」があったからこそ、俺たちはいま仲良くできてるんじゃないかって思ってるんだよ？
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カトレヤ(プロフ) - クロさん» コメントありがとうございます！これからもがんばりますね！ (2018年12月22日 10時) (
レス) id: cdce025386 (このIDを非表示/違反報告)
クロ - 人形の魔女と蒼目の蛇の作品から好きで、時間があるときにちょこちょこ覗きに来ています。 どの作品も面白く、ついつい時間を忘れてしまいます(笑) (2018年12月22日 9時) (レス) id: c84c961557 (このIDを非表示/違反報告)
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