19.ま、まさかの、、？ ページ22
ジョリノside
未だにいじけているエレシアに一つ溜め息をついてその肩に手を置く。
『いつまでそうやって居るんですか、、そんなことをやっていても何も変わらないでしょう。ほら、私の料理を見ていて下さい』
｢ｸﾞｽｯ、ジョリノ〜、、｣
そして瞬時に料理を作る。
うん、完璧です！味見はしなくても大丈夫ですよね。
なんて考えているとエレシアとゴンがキラキラとした目で見つめてくる。
｢凄いやジョリノ！そんなに直ぐに作れるなんて、、！｣
｢ほんと、ほんと。しかも形も色も完璧じゃん！｣
『このくらい簡単ですよ』
なんてちょっとドヤッてみる。
それにしても天使に誉められました、、！ｸｩ可愛いです！！！
｢え？ボクは？？？？｣
エレシアは、、まぁ、、、はい←
｢酷いｯｯ！！｣
『では行ってきます、！』
｢｢頑張れ！！｣｣
＊＊＊
エレシアside
ジョリノが嬉しそうに去っていった後、何故かゴンとボク以外は浮かない顔をしていた。
『、、どうかしたん？？』
そう聞くと暗い顔でクラピｯピが口を開いた。
｢そ、のだな、、実はさっきジョリノが料理を作っている時に一瞬何かどす黒い物体を入れていたのが見えたのだが、、｣
『、、え、、、いやいやいやいや、ジョリノがまさかそんなことするわけ無いじゃ〜ん。冗談だよね？』
｢いや、俺も見たぜ｣
｢俺もだ｣
『、、』
え。
え、え、もしかしてあんな真面目ぶっかましときながら実は料理全く出来ませんキャラだったの！？
お、落ち着け〜、落ち着け〜。一回ジョリノの顔を思い浮かべてみよう。
、、、
うん、無いな。無い無い。
だってあのジョリノだよ？あの。流石に無いでしょ、、うん。
｢おい、29番(ジョリノ)の作った料理を食べて美食ハンターが倒れたぞ！｣
｢メンチ！大丈夫か！？｣
『、、』
嘘でしょ、、
さ、流石ボクの親友、、(震え声)
｢何故倒れてしまったのでしょう、、？｣
ジョリノ、、、
？｢ふふっ、皆ダメね。私なら完璧に作れるわ。待っててね今行くわ、ヒソカくん♡｣
続く (更新停止中)
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