行ってもらおう！ ページ7
os｢ロボロ！ロボロはどうや！
小柄やし、可愛らしいやろ！｣
gr｢ロボロはダメだ。煩くて｢お淑やかさ｣の｢お｣すらない｣
rbr｢なんやと！？｣
なすりつけ失敗。
ロボロは幹部のメンバーの中でも、特段と可愛らしい身長であるが、それだけで女性にするには少し厳しい面がある。
ロボロには所作と声の二つの意味で淑女からはかけ離れていた。
それを踏まえオスマンは次に静かな幹部に目をつけた。
os｢じゃあ、エミさんなんかどうや！｣
gr｢駄目だ、女性と会話した時に上手く喋れない童○だからな｣
em｢はあ！？童○で何が悪いんや！！｣
なすりつけ失敗。
エーミールは参謀を務めるため、内ゲバに参加し要塞を壊すようなわんぱくな真似はしない。
しかし、G国で近くに女性が沢山いる中で自分の意思を伝えられないとなると、誤解を生んだり、冤罪になってしまったりする。
そろそろ選ぶメンバーが少なくなってきた。
os｢よし、ショッピくんはどうや！｣
shp｢ワイですか！？｣
gr｢おっ、ええな。じゃあ、ショッピ行くか？｣
なすりつけ成功！
グルッぺンも途中から誰が女装するのか楽しんでおり、ショッピが苦手としていることさえ問答無用で押し切ろうとしていた。
しかしショッピをやられたままにはしない。
shp｢いや、俺よりもチーノが行きたいって言ってます｣
ci｢言うとらん！言うとらん！！｣
しれっと隣にいるチーノ目掛けて親指で指し目立たせた。
女装をしたくないショッピができる最大の逃走術であった。
gr｢よし、じゃあオスマンとチーノに行ってもらおう！｣
ci｢ショッピ！俺の事売ったやろ！！｣
os｢はあ！！チーノだけでええやん！！｣
結局美味しいところだけ選ばれた気がして、とても不服だが、仕事は仕事なのできちんとこなそう。
三日間の業務はローテーションらしく、一日目は食料配給、二日目は火山灰の撤去、三日目は午前中のみ土石流の撤去、午後は宴だそうだ。
ci｢最終日は現地住民が踊るらしいですよ！｣
os｢そんなことせんでもええのに。
それ、誰から聞いたんや？｣
ci｢グルッぺンさんからお聞きしました〜！｣
まったくちゃっかりな後輩である。
メンバーが決まってまだ数時間もしていないのに、業務を聞いてくるとか、有能と言うべきか、女装にノリノリなのかわからない。
チーノは行事に全力で取り組むタイプなのかもしれない。
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あかまる(プロフ) - まおさん» ご報告ありがとうございます。気づくのが遅くなって申し訳ないです。 (3月1日 0時) (
レス) id: b37e4ba748 (このIDを非表示/違反報告)
まお - オ.リ.フ.ラ.立ってますよ。ルール違反になってしまうので外したほうが良いと思います。 (2月23日 3時) (レス) id: aa7b758126 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あかまる | 作成日時：2024年2月20日 13時
