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『りょーすけ、』
聞き慣れた声が聞こえ
閉じていた目をあけた
そこには見慣れた姿が
「A、」
『また授業さぼってる！』
「お前も人の事言えねーじゃん」
『だって、良亮いないかなつまんないんだもん』
「……………」
きっと、こいつは無意識で
言っているんだろうな。
俺の気持ちなんか無視して。
『……ねぇ、良亮。』
「なに。」
『なんで男は浮気するの、？』
少し震えたAの声。
Aを観れば少し潤んでいる目。
「なに、翔太また浮気したの？」
『……昨日、女の子と歩いてるとこみた』
「ふーん、でそれ言ったの？」
『言ったよ、けど…』
「いつものように丸め込まれたと」
『…………、』
俺は一つため息をこぼし、
Aを見たらいつもように
涙を流していたんだ。
「…翔太も悪い。いつまでも許してくれるAに甘えて浮気するのも。」
『うん、』
「けど、Aも悪い。」
『え、？』
「浮気されたの何回目？」
そう言うとAは黙って
俯いた。
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らい(プロフ) - はじめまして！なべしょがメインの作品が少ないなかこの小説はメインでしかも仲良い橋本君も一緒で、本当に嬉しいです！！更新待ってます！がんばってください☆ (2014年11月15日 22時) (
レス) id: 3fa6066904 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひろにゃん | 作成日時：2013年8月5日 11時
