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部屋で、準備をしていた。



カバンから色んなものを出したり、部屋を整理したり。



一通り終わったと思ったら、ドアが開いた。



するとそこには今朝ぶつかった人……

 




『あれ?朝の……』



「…えっと………有岡大貴です!」



『伊野尾慧です。これからよろしくね』






フワッと微笑んだ伊野尾さんに、ドキッとした。



ん?




ドキ?





お、俺





まさか………






また恋しちゃったんじゃ……





『準備してくれたの?ありがとう!』



「え?あ、はい」






ダメだよ。





恋なんかしちゃ。





どうせ、失恋するだけなんだから。






でも、







やっぱり俺は、









この人に恋しちゃったんだ。

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作者名:餃子strawberry | 作成日時:2017年5月20日 23時

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