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「……いき、だいきっ!」
「うぉっ!知念?」
「大貴ってばさっきからずっとボーッとしてるよ?なんかあった?」
「いや、なんにも……」
なんにもないんだけどな…
ただ、昨日のあの人のことが……
「もしかして……恋したんじゃない?」
「こ、恋ーーッ!?!?」
「うん。だいたい恋してる時って、自覚ないからね」
「いやいやいや!そんなのあり得ないあり得ない!」
仮に恋だとしても、相手は男だよ!?
山田と知念は変人だから無しとして……←(おい!byやまちね)
俺は普通に女の子が好きだ!
そっち系じゃない!!
「……全部聞こえてますけど。」
「えっ!?あ、え〜と、今の忘れて……」
「別に男だろうがいいんじゃなーい?恋は恋だもん」
「ほ、ホントに俺、恋しちゃったの?」
「じゃ、確かめてあげる」
確かめる……?
「質問に答えてね。その人のこと考えると顔が熱くなったり、ドキドキする?」
「うん」
「仮にその人に恋人がいたとします。その人が恋人と歩いてたら嫉妬する?」
「うん」
「その人の秘密を知っても、その人のことを嫌いにならない?」
「うん」
「大貴、それは恋だよ」
「うん………って、ええええええええええっ!?」
「もー、うるさいなぁ。大貴、またちがうちがうって言いそうでめんどくさいから帰るねー、
ばいばーい!また明日ー!」
「え!?ちょっ……」
ガチャ
行ってしまった………
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作者名:餃子strawberry | 作成日時:2017年5月13日 23時