新グループは女だけ！？ Part4 (ページ10)

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146話圭人side ページ10

音響確認が終わってJUMPバンドで裕翔がいるドラムのとこに集合することになった

歩いて裕翔のとこに行こうとすると、

視界に知念とAちゃんが入ってきた

なにしてんだろ？

次の瞬間、知念がAちゃんの肩に手を回して引き寄せていた

圭人「え？笑」

びっくりして半分笑いながら言ってしまった

裕翔「ん？圭人どうしたの？笑」

圭人「いや、別に…」

俺は客席から目をそらした

すると、裕翔が俺から視線を外して客席を見た

・

裕翔「…なにあれ？」

はい、バレたー！汗

圭人「えっと…俺もよくわかんない…」

裕翔「はぁ……ちょっと後で問い詰めよう」

圭人「え、うん…汗」

裕翔のこの表情は怒ってるの？それとも呆れてるの？

長年一緒にいるけど全然わかんない…笑

光「なぁなぁ、裕翔ー！！

ここの音なんだけどー」

裕翔「どうしたー？」

なんか光くんと話し始めたし笑

慧「ねぇ、俺やることないー？楽屋戻ってもいー？」

光「ちょっと待っとけや！笑」

慧「えー」

圭人「まぁまぁ笑」

・

・

その後、JUMPバンドの話し合いも終わり、全体のリハーサルも終わって本番まで自由時間

裕翔「圭人ー、ちょっとー」

リハーサル終わったあとに裕翔から呼び出された

圭人「なに？汗」

裕翔「なに？じゃないでしょ！知念とこ行くよ！」

圭人「え！待って！」

裕翔「ん？」

圭人「いまどういう心境？

いらだち？呆れ？それとも他？」

裕翔「もろもろ！確かめに行くの！！」

圭人「えー汗」

これ大丈夫なの？

・

俺らは舞台袖に知念を呼んだ

侑李「えっと…どうしたの？」

裕翔「俺らははっきり見たよ！さっき客席でAさん引き寄せてるとこ！！」

侑李「……」

圭人「あ、あのね知念。たまたま見ちゃってね？

裕翔は知念のこと心配して…」

侑李「Aが昨日のことで少し泣いてた。」

裕翔「え？」

侑李「ちょっと辛くなったんだって。

それで…思わず…」

知念は下を向いた

裕翔「なるほどね…」

裕翔も納得した様子だった

裕翔「だけど、1つお願いしてもいい？」

侑李「え？」