156話 ページ20
時はすぎてMステのリハーサル
・
…やっぱ、横アリの時の理珠が気になるんだよな…
A「玲…」
玲「ん？どうした？なんかわかんないことできた？」
A「いや…違くて…
理珠のことなんだけど…
横アリの時……おかしくなかった？大丈夫かな？」
玲「ほんとに？
…ごめん、私、気づいてなかった…」
A「いや！いいんだよ！
私が気にし過ぎなのかもしれないし、もしかしたら勘違いかも！笑
ありがと！」
玲「うん…」
玲にも心配かけさせるところだった。
リーダーとして毎日、重荷背負ってくれてるのに今日の生放送だって…
やっぱり自分で聞いた方がいいよね…
・
こういう思いを抱えたまま、生放送は無事終了して、cherieの名前が知れ渡った日になった
ー終了後ー
A「ねぇ、理珠…
理珠「やばいやばい、間に合うかな！！」
美織「あ、ラジオ出るんだっけ？」
理珠「そうなの！てことでじゃあね！お疲れ！！」
A「お疲れ…」
結局聞けず…笑
ー数日後ー
今日は雑誌のインタビュー
今度こそ、聞きたい。
悩みがあるなら一緒に共有していきたい
私は隣の理珠に話しかけようとした
A「理珠…
理珠「ねぇ、A？」
理珠は私の声が聞こえてなかったみたいで被って話しかけてきた
A「どうした？」
理珠「八乙女さんってどんな人？」
A「八乙女さん！？」
いきなり八乙女さんのこと聞いてきてどうしたんだろ…
A「んー…
楽屋にいる時もテレビと変わらず、気さくに話しかけてくれるし、
なにより、気遣いができる人…かな？」
理珠「そうか！笑
…あー、いきなりこんなこと聞かれてもびっくりしたよね笑
横アリの時に話して、単純にどんな人かもっと知りたくなっただけだよ笑笑」
A「あ…そっか！笑笑」
私は普通にそれを信じた
なにより、JUMPさんとメンバーが仲良くなるのは嬉しいし笑
理珠「ありがと！」
A「うん笑」
バタバタと時間が経って次の日は和歌山公演だ
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作者名：柚姫 | 作成日時：2019年5月2日 23時
