73話 ページ27
A「はぁ…最悪…」
レッスンの時、もしかしてって思ってたけど、ほんとに熱あるってわかって
隠しててもバレちゃった…
山田さんは観察力がすごいな…笑
あ…明日のレッスン、行けるかな…
cherieにとっても大事な時期なのに。
さっき、グループLINEに連絡したら気にしないでってみんなから連絡あったけど
ほんとに迷惑ばかりかけて、申し訳ない…
とにかく、治すこと優先だ！
私は電気を消して寝た。
ー次の日ー
A「37.9…」
昨日よりか下がったけど、まだあるな。
姉「A？大丈夫？
あんた、明日からまた公演でしょ？」
A「うん…」
姉「まだ横になって寝てなさい。
ケータイに連絡来たら私が対応してあげるから」
A「え…仕事は…？」
姉「休んだー笑
大事な妹が熱だして1人になんかできないよ笑」
A「子供じゃないんだから大丈夫だよ笑」
姉「いいの！笑
最近、一緒にいれなかったんだし少しくらい傍にいさせてよ。笑」
A「ん…ありがとう」
姉「はいはい」
お姉ちゃんの優しいとこ好きだな…。
そうして私の意識は遠のいていった
ー数時間後ー
A「ん……」
私は起きてしまった
すると、
?「あ、起きた？ 調子どう？」
A「え、理珠！？」
理珠「はい、熱測ってー」
体温計を渡されて測りながら話を聞いた
A「え…なんでいるの？
家、教えたっけ？笑」
理珠「いや？
いつも送るのAが最後だし、迎えも最初だから家すら知らなかったわ。笑」
A「じゃあ、なんで…」
理珠「有岡さんから！」
A「え？」
理珠「有岡さんに頼まれたの、マネージャー経由で！
Aちゃんが熱だして、明日からコンサートだから様子見て俺に教えてって」
A「そうだったんだ…」
理珠「なんか愛されてるね。
JUMPさんに認められてきたってことじゃない？」
A「そうなのかな…
まだ厳しい言葉言われてばっかだよ。
それが当たり前のことなんだけどね。」
理珠「そっか…
あ、熱、下がってんじゃん！良かった！！
んじゃ、私、レッスン戻るわ笑」
A「あ、ありがとうね！」
理珠はレッスンに戻っていった
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作者名：柚姫 | 作成日時：2018年7月10日 12時
