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64話 大貴side ページ18

ほんとに今日の高木がわからない







大貴「好きになるって……え?笑




俺がAちゃんを?」






雄也「そうだよ?」







大貴「た…たしかに、いい子だよ?






性格も悪口とか弱音とか吐かない良い子だし、顔もあんな可愛い顔してるし!






だけど、好きって…」











雄也「有岡くんは、(名字)さんになにかあるとすごく心配そうな顔してる。





裕翔が暴言吐いたり、ファンの子のバッシングやコンサートでペンライトが点いてなかったり…




だけど、あまり行動しない。





それはみんなが最近(名字)さんと話すようになって少し仲が良くなったって思ってるから。







自分だけが大丈夫って声をかけてもそれは自分だけの力であって、





もしなにかあった時に自分が対応出来なかったら、あの子を支えるのは他のメンバーでないといけないって…





だけど、好きなら関係なくない?」








俺は…確かにそう思ってたのかもしれない。







他のメンバーと仲良くなって欲しいっていう願いはあったし、






仲良くなるには俺がいじられ役とかなった方がいいのかなって思って、話に入ったりしたけど…









大貴「もう好きっていう前提で話してるよね!?






俺が好きじゃなかったら!?」







雄也「え…好きじゃないの?笑」








大貴「なんでそう思うの?笑」








雄也「いつも目で追ってるじゃん!








さっきも、すぐ話しかけたし!」







大貴「あーー!もう!!








わかんないよ!笑 俺には!笑」







雄也「じゃあ、最後に1つだけね」







大貴「ん!なに!?」







雄也「嫌いじゃない?」








大貴「嫌いじゃない!!」








雄也「むしろ好き?」
















大貴「そう!むしろ好……き…」









雄也「……そう思ってんじゃん。笑」







口を滑らせてしまった







大貴「いや、違う!違うから!笑」








雄也「まぁ、その内わかるでしょ。笑






あ、レッスン終わったみたいだよ。






帰ろー」







大貴「え!高木、待って!笑」















その後Aちゃんに話かけられた。








そんな話したなんて言えるわけない。








俺の気持ちはモヤモヤしたまま次の日を迎えた。

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作者名:柚姫 | 作成日時:2018年7月10日 12時

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