新グループは女だけ！？ Part2 (ページ1)

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47話ページ1

ついに福岡公演初日がやってきた

朝はやく起きて飛行機で福岡に行き、会場に入ってリハーサルが始まった

・

光「すいません、もうちょっと音量出せますか？」

スタッフ「はい。 …このくらいでいいですか？」

ｼﾞｬｰﾝ

光「大丈夫でーす」

いまは、JUMPバンドと言われる八乙女さん、中島さん、岡本さん、伊野尾さんが音合わせたり練習したりしている。

私は、それを舞台袖から見ていた。

・

「…そこいると邪魔になるよ。(名字)さん。」

A「高木さん…！」

高木さんにはオーディションで試験監督してもらって以来、なんにも接点なかったんだよね…

A「すいません…」

雄也「見てたの？JUMPバンド」

A「はい…」

雄也「ソロのリハは？まだ？」

A「みなさんのリハが全部終わってからです。」

雄也「ふーん…じゃあ、いま暇なの？」

A「暇じゃない…と言ったら嘘になりますけど、みなさんのリハーサルを見ておこうかと…」

雄也「じゃあ…ついて来て。」

中央の円形ステージから少し離れたところに連れていかれた。

A「あの…」

雄也「ここで見ときなよ。よく見えるでしょ。メインステージも中央のステージも。」

A「ありがとうございます。」

雄也「いいえー。…てか、(名字)さん…大学生？」

A「いえ、違います。高３です。」

雄也「え！？高３なの！？

学校どうしてんの？」

A「cherieのこととHey!Say!JUMPさんのこと並行しながら学校行ってます。」

雄也「うわ…大変じゃん、、騒がれないの？学校で。」

A「ジャニーズファンの人たちはよくクラス来たりしてますけど、嫌がらせとかはないです。

友達が…あ、親友が追っ払ってくれてて…」

雄也「そっか。それだったら親友の子のためにも頑張らないとね。」

A「はい！」

高木さん…ほんとはちょっと怖い人って思ってたけど、勘違いだったな。

・

雄也「あ、俺は(名字)さんが頑張るならそれでいいと思う。」

A「え…？」

雄也「ファンの子が認めたら俺も認める。

そのつもりでいるから。まぁ、頑張りな。」

A「はい！」

高木さんが優しい人だってのがすごくわかった。

すると、高木さんはステージに戻っていった。