ヒーローになりたい少女。【相澤消太】 (ページ44)

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４４．バスページ44

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教室に戻り、席に座ってぼーっとしていると、緑谷くんと百ちゃんが前に立っていた。

どうやら学級委員長を飯田くんに変えるらしい。

そして今度は相澤が前に立つ。

相澤「今日のヒーロー基礎学だが、俺とオールマイト。そしてもう1人の3人体制で見ることになった。」

じゃあもともと3人じゃなかったってこと…？

何かあったのかな。

そこで瀬呂くんが相澤先生に、何をするのかを質問した。

ヒーロー基礎学とは、災害や水難、いろいろな被害を想定したレスキュー訓練らしい。

ついにヒーローになるための本格的な訓練が始まるのか…

　
芦戸「Aはコスチューム着るの？」

『うん、せっかくだし…』

葉隠「どこ向かうんだろうねー！！バスとか遠足みたい！！」

耳郎「ちょ、落ち着きなって…」

バスに乗り込み、1番端の席に座る。

『(あ、消太くんそこ座るんだ…)』

消太くんが隣の席に座り、少しドキドキしてしまう。

向きは違えど、消太くんの髪の匂いがして落ち着く。

バスの揺れにうとうとしていると、いつの間にか着いたらしい。

13号「みなさん、待ってましたよ。」

そこにはスペースヒーロー＂13号＂がいた。

13号に案内され大きい建物に入ると、とても広い空間が広がっていた。

切島「すっげーーー！！USJかよ！！？」

13号「水難事故、土砂災害、火災、暴風……etc.
あらゆる事故や災害を想定し、僕が作った演習場です。

その名も＿＿＿＿
"U" ウソの "S" 災害や "J" 事故ルーム！！」

A「(USJだった！！)」

その後、13号先生からのありがたいお話をしてもらい、本格的に授業が始まろうとしていた。

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