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辰哉side



蓮「ぱぱぁ」

辰「ん?どうした?」

蓮「……ぽんぽんいっぱい。」

翔「しょうたも、もういらない…。」


2人ともびっくりするほど少食だから少し心配。
蓮なんて全然食べないのに背だけどんどん大きくなっちゃってさ…。

辰「うん、半分は食べれたね?ごちそうさまして保育園の準備しようね」


翔・蓮「うん。ごちそーさまでした。」



それから歯を洗ったり、顔を洗ったり大忙し。

前までは2人とも着替えを手伝わなきゃできなかったけど最近では翔太は自分で頑張ってくれるし、蓮のお着替えのお手伝いもしてくれるから助かってる。


翔「ぱぱー!おきがえおわったよ〜。」

その間に俺も自分の会社の準備を終わらせる。

辰「お〜。翔太ありがとう」

そう言って翔太の頭をわしゃわしゃ撫でてやると嬉しそうに笑う翔太!めちゃくちゃ可愛い!!

辰「お、すごいじゃん!じゃあ、パパが仕上げするね!」

やっぱりまだまだ4歳児。ボタンとかは難しいみたいで所々掛け間違っているのを直してやる。


辰「うん!2人とも完璧じゃん!!」

翔・蓮「かんぺき〜!」

辰「じゃあ、保育園行こっか!」



両手で2人と手を繋いで保育園に出発


翔「きょうははね、さっくんとね、ねんどしてあそぶやくそくしたの」

辰「そうなんだぁ」

4歳になっておしゃべりが上手になった翔太の話を聞きながら歩く。

蓮も翔太みたいにもっともっと喋るようになるんだろうなぁ




佐「おはようございまぁーす!」

翔「さっくん」

佐「翔太と蓮おはよ〜。」

辰「今日もよろしくお願いします」

佐「責任を持ってお預かりします!」


佐久間と挨拶してると涼太くんを見つけて元気に手を振ってる翔太。

翔「ぱぱ!涼太の所いってくるね!ばいばい〜!」

走っていく涼太くんのところに行く翔太。

辰「なんかちょっと寂しい…」

佐「ははっ!翔太の成長だよね。いつか蓮も翔太みたいになるよ」

そう言いながらまだまだ寂しがり屋で涙目の蓮の頭を撫でる佐久間。

辰「翔太も昔はギャン泣きだったのに…。」

佐「じゃあ、蓮もパパとバイバイしようね。」

今にも泣き出しそうな蓮を抱き抱える佐久間。

辰「じゃあ、行ってきます!」

蓮の泣きそうな顔を見たら心が痛むけど早く帰ってくるからねと心で呟きながら会社に向かった。


よし!今日も2人の天使のために仕事頑張ろう!

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作者名:とんたん | 作成日時:2020年6月8日 14時

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