パパと病弱兄弟の生活日記 (ページ20)

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蓮side

みんなと遊んでる時はね、大丈夫だったの。

ブロックもお絵かきも楽しかった。こうじと戦いごっこもしたの。

けどね、お給食準備してる時にね、お腹がもやもやしてきたんだ。

さっくんがどうしたの？って聞いてくれたけど、れんはよく分かんなくて大丈夫だよって言ったの。

今日のお給食はれんの大好きなグラタンだったんだけど全然美味しくない。

こうじとこお話もいつも楽しいのに全然楽しくなかったの。

そしたら、急にげぇしたくなっちゃった。

一回げぇしたら何回もげぇしちゃったし、お腹も痛くなっちゃった。

さっくんが一応おむつにしようねって。

蓮、おむつ卒業したお兄さんなのに悲しかったけど、さっくんがお腹痛い時はいいんだよって。

佐「ぱぱにお電話したからね。」

蓮「ぱぁぱ。」

佐「うん。さっくんと一緒に待ってようね。」

ぱぱ待ってる時もずっとお腹がぎゅーって痛くて、さっくんがずっとなでなでしてくれた。

少ししたらぱぱが走って来てくれて頭なでなでしながら、病院行って帰ろうねって。

本当は、病院嫌だけどお腹いたいいたいとばいばいしたかったから嫌々しなかった。

点滴さん嫌だったけどぱばがおてて繋いでくれたから、おめめをギュッて瞑って頑張ったの。

そしたらぱぱがトントンしてくれてそのまま寝ちゃった。