伏黒さん家 【呪術廻戦】

歯医者 ページ34

甚爾side





『……ポップコーン屋さんって言ったじゃん』

「そんな変わんねぇだろ」




変わるよ！！！！と叫ぶAを連れてきたのは近所の歯医者。

月に1度、歯に異常がないか確認するよう幼稚園から言われているので今日がその確認の日。



別に痛いことをする訳では無いのに機械音が苦手らしい。ポップコーン屋さんとか言って連れてきたら菩薩顔をしだしたが面白い顔なのでなかなか飽きない。






伏黒Aちゃーん と名前が呼ばれこちらを睨みながらもちゃんと向かうA




先生「お口あーってしてね〜」

『…あー』

「口開けろ」


口を閉じたまま あー と言うだけで先生も苦笑いしている。








先生「んー、虫歯になりそうな歯があるねぇ」

『オレオです』

先生「オレオなら歯磨きの時に落ちるんだよねぇ」

『ネバネバしてるオレオでした』









どんなオレオだよ。


先生が お前どんなオレオ食わせてんの みたいな顔してこっち見てきてるからやめろ。
てかオレオ食ってこなかっただろ。



先生「簡単な治療で済みますので、やっちゃいますね」

『せんせ、オレオに罪は無いです。』

先生「これは虫歯だよ。大丈夫、痛くないからね」

『オレオが可哀想です。』

先生「はーい、お父さんの方見ててね〜」

『ｷﾞｨﾔｱｱｱｱｱｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ』









．









「そんな痛くなかったろ」

『叫ぶほどではないけど歯医者は嫌い』





無事治療を終え、いきなりの治療で不機嫌なAを肩車して帰宅中。



「こっち見てる時の顔すごかったぞ」

『およめにいけない』

「恵がいるだろ(適当)」



機嫌を取るため適当に言ったけど 確かに！！ と納得したA。

まぁこれで来月も歯医者行けるんなら恵にはとことん犠牲になってもらうけどな。









_

『恵との結婚がお父さんコーニンになったよ！』

恵「親父ｨｨ！！！！！」

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