ベビー悟 ページ33
Aside
雪みたいな真っ白な髪に、青空みたいな目。
そんな特徴を持つ人を、私は1人知っている。
もうすぐ20歳って言ってなかった…??
?「おいちび、何見てんだよ」
『……………悟?』
そう言うと、目の前にいた悟似の少年は目を見開いてこっちを見てきた。
悟「そうだけど…お前何。庭で寝てるとか猫かなにか?」
『なりたいとは思うけど…え、ここ庭!?』
庭に池ってあるの!?
庭すら持ってない私には到底理解できない庭事情だった。
悟「金持ちだからな。つかなんで俺の名前知ってんだよちび」
『あ、ちびって私か』
悟「気づくの遅せぇよ。」
その後何やかんや事情を説明したらじゅれい?の影響だろうということでまとまった。
自分で何か出来る訳でもないし、時間が経てばどうにかなると言われたので大人しくしておこう。
『鬼ごっこしよ!悟が鬼ね!!』
悟「大人しくしとけばか」
暇なので鬼ごっこすることにした。
悟「俺が鬼とかすぐ終わるだろ。お前が鬼になれ」
『捕まえられないの?なら変わるよ!!』
悟「はぁあ?余裕すぎるって言ってんだよ!いいから逃げろよあと10秒な」
『わかった!!!』
宣言通り10秒したら後ろから猛ダッシュで悟が追いかけてきた。
『うへええええ速ぃぃぃぃいいいい!!!』
悟「……あっ、ちょ!おま!ばか!」
あまりの速さに目をつぶって全力ダッシュをしてたせいで目の前にある植木に気づかず思いっきり突っ込んだ。
.
『……いったぁ…』
悟「ちょ、A大丈夫!?」
『あれ??』
目の前に拡がったのはいつも行く見慣れた公園と心配そうに覗いてくる悟の顔。
でもさっきみたいに小さくない。いつも通りの悟だった。
いつの間にかそばに来ていた恵も若干呆れてこっちを見てきた。
あ、そう言えばこの公園で遊んでたんだっけ。
帰ってこれたってことかな?
悟「まぁ、今日はもう帰ろ。A、おんぶしてあげるから。」
おいで と背中を向ける悟に飛び乗る。
悟「A、植木に突っ込んだんだよ。なのに居なくなってて。心配したんだよ?僕も恵も。」
『そーなの?』
恵「うん。どこ行ってたの?」
『えっとね!……あー、あんま覚えてない!』
2人にも話そうとしたけどベビー悟と私だけの秘密しておくことにした。
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わっぱみがき#上弦の弐#万世極楽教#絶賛教祖中 - 「ごめーーーーーーーーーーーーん!!」これ公式だけど、さすがに不意打ちで伏黒が告白の断るときのネタで吹いた (11月13日 18時) (レス) @page37 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
本好き(プロフ) - 待ってwwwあいつァそーゆーやつだ、って君何歳よwww楽しく拝読させていただいてます! (8月16日 22時) (レス) @page9 id: 860fd688d9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆるめ(プロフ) - ただの本名;只野です。さん» えーーー!大丈夫ですか😂楽しんでいただけてるみたいでうれしいです!! (7月30日 0時) (レス) id: 60e164665f (このIDを非表示/違反報告)
ただの本名;只野です。(プロフ) - え、やばいです。このイタズラでツボってのどやってしまった。痛い。 (7月27日 17時) (レス) @page38 id: e7ab028975 (このIDを非表示/違反報告)
ただの本名;只野です。(プロフ) - 「ごめ―――――――――――ん!!!」これ、ツボ (7月27日 17時) (レス) @page37 id: e7ab028975 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆるめ | 作成日時:2021年1月1日 13時