伏黒さん家 【呪術廻戦】

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悟side








「ねーえー。Aってばー」

『これ悟じゃないもん。鬼さんだもん。』

甚「嫌われたな」

「ちょっと黙ってくんない？？？」








お面を外して僕だと言ってるのに何故か信じてくれないA




いちいち傷に塩を塗るような発言をするおじさん(甚爾)









君が投げた升で鼻血出たんだよ？
両鼻にティッシュ詰めるとかいつぶりだろ。









「べっつに僕って信じなくてもいーけどさぁー？」

『……ｸﾞｽﾝ』

「なんで恵に抱きついてんの」

恵「A、怖いことがあったら大体こうです」

「はぁー？ふつー兄妹が正面からがっちり抱き合うー？」

恵「まぁ」

「てかそこはお父さんでしょ。」

甚「俺も去年鬼役したからな。そのせいだろ。」

「ぷぷー、かーわいそ〜」

甚「Aの投げたので鼻血出したやつに言われたかねぇな」

「……。」









そう、玄関での豆事件を終えて家に上がってからずっと。



ずうぅぅぅぅぅっっっっとAが恵から離れない。


コアラに見えてきた。てかもうあれはコアラだ。
恵が歩いても前から抱きついたままだし腕力どーなってんの。


普段から距離感おかしいから慣れてるんだけど当初の予定ではAが僕の膝の上にいるはずなんだけど恵の膝の上にいるんだよね？





『めぐみぃ……よしよしして』

恵「ん、よしよし」

『めぐみぃ……ぎゅーして』

恵「ハイハイ」

『めぐみぃ……鬼さん倒して』

「十分やられましたけど」






何？怖いことあったらこんな甘えたになるの？



「……恵、場所変わって」

恵「…なんでですか」

「……Aを愛でる」

『ﾛﾘｺﾝ…』

「君たちブラコンシスコンだからね？人のこと言えないよ？」

甚「お前ら3人ともおかしいだろ」



2人して首傾げてるけど自覚ないのか。

てか僕はおかしくない。2人をかわいがってるだけだし。







『悟……ぎゅーしたいの…？』

「！！……うん！したい！！おいで！！」

『だってさ、おとーさん』

甚「俺かよ」
「お前かよ」






男とぎゅーなんかごめんなんだけど。






_


傑「随分とひどい鼻声だけどどうしたんだい？」

「鼻血。Aの投げた升が顔面にあたった」

傑「升…？あぁ……お大事にね」

「せめてこっち見ろや」

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