馬鹿と単細胞。

Ep.１７ ページ19

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めちゃくちゃ心配されたけど、皆には先に帰ってもらい、私だけがこの場に残る。


再起不能になるくらいボッコボコにやられた開久共。ざまぁみやがれ。




『で、お前とお前とお前。ちょっとついてこい』




最初に明美の彼氏カツアゲしてた3人をピックアップ。

首根っこ掴んで、引き摺り出して歩く。




「ど、どこ行くつもりだよ･･･？」

『言ったよな次はないって』

「ンのアマ･･･ッぐぁ！」

『一言喋るごとに一発。
逃げようとしようもんなら蹴りまわすからな』




そういいながら着いたのは、開久の校門前。

みるみる引きつってく3人の顔。




『ほら、自分達の学校でしょ？
安心しな、説明はぜーんぶ私がしてやるから。
あんたら3人突っ立ってるだけでいいから』




んで相良辺りにぶちのめされちまえ。




「あ？ンだてめぇスケバンじゃねえか」

『丁度いい、あんた番長呼んできてよ』

「なんだよ智司さんになんか用かよ」

『用があるから呼んでんだよはよ行けや』

「なんだその口の利き方！！」

『片桐さんに用があるので呼んできてくださいぃぃい！！』

「ふざけてんのかアマ！！」

『ふざけてんのはテメェの顔だろ！！』

「んだとコラ！！」




こんなくだらない言い合いをしに来たんじゃない。




『いいから、智司呼んで。
泰良Aが呼んでるって言や分かるから。
話し付けにきたの。喧嘩じゃないから』

「チッ。
智司さんの手煩わせるわけにもいかねえ。
･･･ついてこい」

『どうもね、
･･･あんたらもだよ』




3人組のケツを蹴り飛ばす。




「･･･このアマ、」

『うっせぇ馬鹿はやく行け』




こちとら早いとこ話し付けて早く帰りたいんだよ。





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