Ep.２４ ページ25
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「確かに、景山は緒方以外のクラスメイト全員から無視されていた。
そして親友だと思っていたお前にも避けられて、深く、傷付いた。
でもそれが亡くなった理由じゃない」
『･･･私のせいだよ、そうだよね一颯先生･･･？』
「お前のせいでも、ない」
『なんで！なんにもわかってあげられなかったんだよ･･･！？』
「回答者は茅野だ。お前は黙ってろ」
『先生･･･ッ！』
「お前のせいでも、茅野のせいでもない」
先生は、私に向かって諭すように言った。
「なんであんたにそんなことがわかんだよ！」
「･･･景山本人から、聞いたからだ」
･･･澪奈が、？
「何に、アイツが苦しんでいたのか」
「なら景山は誰に何をされて自 殺したって言うんだよ！？」
「それはお前達が自分で探せ」
「んだと、」
「なぜ、クラスメイトが、死ななければならなかったのか。
･･･卒業までの10日間で、一緒に考えるんだ」
先生は、生徒一人ひとりの目をじっと見つめながら言った。
そして軽く息を吐き、口を開く。
「さてと。
不正解だった場合、ペナルティが課せられるんだったよな？」
皆の表情が凍りつく。
「待てよ、マジで殺す気･･･？」
「当たり前だろ言ったはずだ、不正解だったらこの中の誰かを殺すって」
誰にしようかな。
先生は問題を当てるときみたいに、楽しそうに歌う。
「冗談じゃねぇよ、なんでお前に殺されなきゃなんねぇんだよ！！」
「なんだどうした、この後に及んで命乞いか？」
わざと、皆を挑発する。
「なんなんだよ、こんなの無茶苦茶だ！！」
「ぶっきー今なら引き返せるよ！？」
「ねぇ目を覚ましてください！！」
「こんなことしたってすぐに警察に捕まるだけだよ！？」
「逮捕されたら間違いなく実刑ですよ、わかってるんですか！？」
「もちろん、わかってるよ？」
ニヤニヤと、心地の悪い笑みを浮かべる一颯先生。
中には泣き叫ぶ子もいて、教室の中は混沌状態。
なのに私は、どこか冷静を保っていて。
(───初めに言ってたじゃん、不正解なら1人殺すって)
今になって焦り出す皆を、眺めていた。
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寿司 - 何度も見返しております。 そのくらい大好きです！ (2019年1月19日 17時) (
レス) id: 1641cbc119 (このIDを非表示/違反報告)
のに - 最高です。ストーリーめっちゃ好きです。 (2019年1月15日 19時) (レス) id: 7e4ee45a06 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ☆(プロフ) - ↓誤字がありました、すみません！これからも、楽しみにしています！です！ (2019年1月15日 10時) (レス) id: ea2cee480d (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ☆(プロフ) - はじめましてオレンジです！あなた様の作品を楽しく見ています！！頻繁に更新をしてくださりありがとうございます！これからも、楽しみにしていましています！ (2019年1月15日 10時) (レス) id: ea2cee480d (このIDを非表示/違反報告)
地咲 - 好きです(真顔) (2019年1月15日 2時) (レス) id: f98b79cb93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しぃも | 作成日時：2019年1月7日 21時
