【鬼滅の刃】童磨ｻﾏと俺【男主】 (ページ4)

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3話ページ4

「そうなんだねぇ…。なんて可哀想な…。」

そう言いながら教祖様は涙を流した。

随分と嘘くさい涙なものだ。

しかし教祖様は嘘泣きをしているようには

見えなかった。

俺は驚いた。

ここまで他人に感情移入できる人がいるのかと

「教祖様が私のために涙を

流してくれるなんて…」

そう言い、うちの母親もまた涙を流した。

「息子さんも大変だったよねぇ。」

『えっ…、まぁそうですね…。』

そういきなり教祖様が

俺に話しかけてきたものだから

随分、気の抜けた回答になってしまった。

そこで俺は初めて教祖様と目が合った。

教祖様の目は飲み込まれてしまいそうで

でも中身は空洞で空っぽな感じ。

その空洞を俺は怖いと思った。

底知れぬ闇と狂気を感じた。

俺は一刻も早くこの男から逃げるべき。

そう本能が俺に警告してくる。

なぜ母親はこの男の狂気に気づかないか。

不思議でたまらなかった。

、

「本当に可哀想に…。

僕が救って(ﾀﾍﾞﾃ)あげるよ」

『は？』

、

前を向いた時には母はもういなかった。

ただ畳についた肉片のような何かと

口の周りにべっとりと赤いものをつけ、

涙を流す教祖。

おれはそのこうけいをわすれられない。

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お久しぶりです。

私は今春休みの宿題に終われ絶望してます。

泣いてます。

慰めて。