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1話 ページ2

ァーどうもォ、この作品の主人公ですす。

オレあんまり主人公ぽくないけどせっかく

ミナサンが読んでくださってるっぽいんで

精一杯主人公やろうと思いまース。


んー、じゃあまずは

オレとあのくそ教祖サマが出会った話でもしようカァ

あれは今から20年前?

あれ?もうちょい前?

まあよくわかんネェけど、それくらい

今思い出しても胸糞悪ぃなぁ。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈



俺の母親はヒステリックな女だった。

そんな母親に嫌気がさしたのか父親は

他の女のとこに行ったきり返ってこなくなった

ヒステリックで旦那に逃げられた女。

そんな女が怪しいよくわかりもしない宗教に

ハマったことは必然だったのかもしれない。


ある日その女は俺に嬉しそうに話しかけてきた

「A!聞いて!」

あの女の機嫌がいい時は正直ろくなことがない

嫌な予感はしていた。

『なあに、母さん?』

「教祖様が私たちに会いたいって!」

『それ俺も行かなきゃダメ?』

「もちろんよ!!」


思えばあれが俺の人生の分岐点だったのだろう

あの時無理にでも断れば、

あいつに会わずに済んだ。

でもあの時の俺は母親の機嫌を損なう方が

めんどくさいと思ってつい頷いてしまった。

それが俺にとっての人生最大の汚点である。










✂︎--------㋖㋷㋣㋷線---------------✂︎


もう疲れた

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作者名:みちち | 作成日時:2020年3月8日 18時

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