君を今でも【JW＆SZ】 (ページ1)

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「りゅーせ！だから、そこのフリはこうやって！もぉ＂ぉあ！あ、出来てる！そーそー！」

照「なあ、腹減った…」

智「A、ここ右？左？」

「さっきもおんなじ質問やなかった！？えっとね、右！右や！」

関西Jr.のスタジオは異常なほどにうるさい。

例えここが関西ではなく関東だとしても変わりはない。

騒がしい。

でも、それ以上に

…たのしい。

こうやって彼らとわちゃわちゃしてる時間が1番私は好きだ。

いつか、彼らとデビューできたら。

そんな風に思っていると、ガチャッ、とドアが勢いよく開いた。

目を向ければ肩で息をしているマネージャー。

「あれ？どしたんですか？」

マネージャー「っ、重大発表があるから、はぁ、今すぐ社長室に来いと、Aさんにっ、練習着のままでええって…」

なんだか、背中に寒気が走った。

嫌な予感がした。

「なん、やろなぁ、ははっ、

…行ってくるね！」

言葉につかえながらも走って違うビルの社長室に行った。

なんやろ。

足を止めると行けなくなってしまいそうだったから、意地でも足を止めなかった。

社長室の前に着くと、

葉「あれ、Aちゃん？」