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学校が終わり、約束のカフェへ二人は向かう。
その途中
森田「なあA、好きな人とかいるの?」
A「なっ!!!なに急にっ!!!」
森田「その反応はいるんだな(笑)」
A「いないことはないけど……」
剛くんだよなんて素直にいえる訳がない。
森田「へー」
なに、聞いといてそれ?
沈黙がながれる。
A「そ、そういう剛くんはいるの?」
森田「いるよ」
私と違って結構素直に答えた。
ただ聞いた私がまちがえだったのかもしれない。
こんなにモテる剛くんが私のこと好きなわけがない。
なにも反応できなくてまた沈黙がながれた。
気づいたらカフェについていて
私は大好きなカフェラテを頼んだ。
カフェについても沈黙が続いて
本気でこの場所からいなくなりたい気分になった。
森田「なあ、好きな人誰?」
そんな率直に聞く!?
A「ご想像にお任せします。」
ふざけて好きなんていくらでもいえるのに
こういうときは言えない。
森田「なんだよそれ(笑)」
あ、笑った。
この瞬間、気まずい空気がとけた気がした。
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V6学校へいこう 大好きでした。 - 昔は森田剛君好きだった。結婚してからは余り好きじゃない。でもなぜか森田剛君は気になるくらい好きかな!? (2021年4月3日 5時) (携帯から) (レス) id: 63b7d0fc4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紗綾 | 作成日時:2017年4月12日 23時