第四話 ページ5
貴「っつ!!!!」
考えることは早かった
窓の方に向かって走りだした
しかし羽交い締めされ、身動きが取れなくなった
結「さぁ知っていることを全て話してもらおうか」
結城中佐は再び不敵に笑った
Aは結城中佐を睨んだ
尋問室にて
三「ええっと、、調べによると貴方はイギリスのスパイで暗号名はザントマンですか、、」
貴「そこまで分かってるなら調べるも何もないじゃん」
三「別に僕らはそんな小さなことを知りたいわけじゃないんですよ、僕らが知りたいのはイギリスのとある情報です」
貴「は?なにそれ?」
三「最近日本のスパイがイギリスに行って帰ってきた人が裏切りを起こすんですよ、それも全てのスパイは結構なエリートでして裏切りなんてありえないんです、ですのでなにかイギリスが変な薬でも使ってるんじゃないかな?と思いましてね」
貴「んなの俺に分かるわけねぇだろ、まず第一俺は雇われてるだけだし、その変な薬がどーのこーのとか全く分かんないんだけど?」
三「そうですか、、」
三好は書類をチラチラ見ると席を立った
三「それではこれで尋問は終わりです」
貴「え!?もう終わりでいいの!?」
三「はい、見たところ貴方が嘘ついてるようには見えませんし、それに、、
女の子には拷問はできませんし」
貴「は、、、はぁぁ!?!?!?」
かなりの衝撃だった
まさか、この私の変装がバレていたとは、、
貴「な、な、何言ってんだよ馬鹿野郎!!!全く、いくら俺が女々しいからって女と間違えるなんてありえねぇって、あははははは」
三「嘘バレバレですよwww」
Aが焦っているのがそんなに面白いのかすごく笑っている
貴「いっ、、いつから知ってた、、?」
三「まぁ最近ですかね、貴方を調べだした頃に」
貴「チッ、憲兵でも軍にでもほおってもらって大丈夫だから」
三「いえ、さすがに貴方を軍にほおりだすわけにはいきませんよ」
貴「はぁ?」
そこへ結城中佐がやってきた
結「貴様は女にもかかわらず選抜試験を乗り越えたということはある程度は使えるということだ」
貴「え、、私女ですし、それにイギリスのスパイですよ!?」
結「そこはちゃんと考慮する、まず貴様が任務に出るときは一人同行させる、逃げんように監視もつけることにした」
貴「そこまでしなくてもよくない!?」
正論ですね、
貴「んでもって、監視って誰?」
結「ああ、今回は田崎に頼んだ」
貴「は、、はぁぁぁ!?!?」
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ユミ(プロフ) - みやまさん» そんな風に言っていただけて感激です!!!!更新がんばります!! (2016年12月14日 0時) (レス) id: cb3f44204e (このIDを非表示/違反報告)
みやま - 話の展開がとても面白くて気になります!更新楽しみにしてます。 (2016年12月11日 22時) (レス) id: a382114b2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:エビフライ | 作成日時:2016年11月14日 20時