第三話 ページ4
いつも通り扉をあけて、いつも通り自室に向かった、自室に入った後速やかに準備を始める、
結城中佐は成功したならば、自室にて眠っているはずだ、ほぼ無味無臭で飲んでいるのも確認はした
Aはおそるおそる結城中佐の部屋の扉を開けて、中を見た
結城中佐は机に机に突っ伏して寝ていた
試しに声をかけてみたり、揺さぶってみたりしたが、反応はない
貴(や、やった!!)
Aは勝利を噛み締めながらも素早く作業を始める
寝ているとしても油断はできない
そして棚から例の書類を見つけ出した
ライトを点けて確認する
貴「これだ」
その書類を用意した鞄の中に入れ、素早く静かに部屋の扉を開けたその時
結「その書類を持ってどこへ行く」
貴「!!!!????」
予期していたとしてもさすがに驚いた
貴「や、やだなぁ魔王、俺は何も持ってませんよ〜」
いつものように陽気に軽く答えた
結「ほお？なにも持っていないのか？ではその鞄の中の書類はなんだ？」
Aは反射的に鞄を後ろに隠してしまった
結「なぜ隠す？もしや図星なのか？」
結城中佐はいたずらっぽく笑いながら聞いてくる、これだからこの人は苦手なんだ
貴「フッ、まぁそうですよ、この中身は例の書類です、でも無理ですよね？今この学校にいるのはほぼ魔王で、佐久間さんは自室でおねんねしてて使い物にならない、おまけに魔王は右足が使えない、俺がこのままこの書類を持って逃げたら追えませんよね？」
Aは勝利を確信し、にやりと笑った
結「たしかにその通りだな、、お前のいう通りだったらな」
貴「なっ！」
結城中佐は不敵に笑った
Aは思わず後ずさる
トンっ
何かにぶつかった
おそるおそる振り向いた
そこにいたのはさきほど酒屋で眠っていたはずの学生達だった
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ユミ(プロフ) - みやまさん» そんな風に言っていただけて感激です!!!!更新がんばります!! (2016年12月14日 0時) (
レス) id: cb3f44204e (このIDを非表示/違反報告)
みやま - 話の展開がとても面白くて気になります！更新楽しみにしてます。 (2016年12月11日 22時) (レス) id: a382114b2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エビフライ | 作成日時：2016年11月14日 20時
