第二十七話 ページ29
おかしい
被弾したはずなのに体のどこにも痛みを感じなかった
ｾﾙﾄﾞｱ『な、貴様！なぜ動けている!?』
セルドアの悲痛な叫びが聞こえた
恐る恐る目を開けるとそこには、、
貴「なん、、で、、、？」
そこにはセルドアの銃を掴んでいる田崎がいた
田「やっぱり諦めていなかったか、、そうだとは思ってたけど今のタイミングとは考えていなかったな」
田崎は苦笑いをした
ｾﾙﾄﾞｱ『チッ、邪魔よ!!』
セルドアは回し蹴りをしたが田崎はヒラリとかわした
ｾﾙﾄﾞｱ『なぜ動けている!?確かに毒薬を飲んだはず!!』
田『本当に毒薬だったらな』
ｾﾙﾄﾞｱ『は？』
田『少なくとも俺達が飲んだのは毒薬じゃない、睡眠薬だろう？』
貴「ぐっ、、、、、、」
ｾﾙﾄﾞｱ『騙したの？』
Aはセルドアに睨まれ、顔を上げることも声を出すことも出来なかった
ｾﾙﾄﾞｱ『Aーー!!!!!』
セルドアは怒り狂い銃を取り出し撃った
しかし田崎に阻まれた
田『騙した？何を言っているんだお前も騙していたんだろう？』
ｾﾙﾄﾞｱ『あんたには関係ない事よ！あんたらが死んでいたら私の計画通りになっていたのに!!』
と田崎に蹴りを食らわした
なんとか受け止めたがいつもより動きが鈍い
ｾﾙﾄﾞｱ『殺してやるわ!!』
とホルスターから銃を抜くと撃ちだす
なんとかかわしているが撃たれるのも時間の問題だった
しかし、田崎は体中傷だらけになりフラフラになりながらもAの前に立っていた
ｾﾙﾄﾞｱ『馬鹿だろうから教えてあげるけどあんたらD機関でやっている〈殺すな、死ぬな〉はどう考えても馬鹿な考えよ？、その子を守るよりも自分の方を守ったら？』
田『仲間が危険なのに守らない奴はいないだろう』
貴「!!、、、」
田崎は平然と答えた
ｾﾙﾄﾞｱ『そんなに死にたいのね、、いいわ、お望み通り殺してあげる』
銃をホルスターから抜くと田崎に数発撃った
田崎は素早くかわし胸ポケットからペン型注射器を取り出し彼女の首に刺した
ｾﾙﾄﾞｱ『なっ！、、貴様っ』
田『生憎お前らのように殺すようなことはしない、ゆっくり眠れ』
ｾﾙﾄﾞｱ『くそっ、、、』
ドサッ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 9人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ユミ(プロフ) - みやまさん» そんな風に言っていただけて感激です!!!!更新がんばります!! (2016年12月14日 0時) (
レス) id: cb3f44204e (このIDを非表示/違反報告)
みやま - 話の展開がとても面白くて気になります！更新楽しみにしてます。 (2016年12月11日 22時) (レス) id: a382114b2a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：エビフライ | 作成日時：2016年11月14日 20時
