幽霊のセカイ[プロセカ] (ページ2)

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オープニングページ2

私は小さい頃から
自分が生まれたことが望まれていなかったような気がしていた

だけどひなた姉さんやえむ、お母さん、おじいちゃんは私に優しく接してくれた

慶介兄さん、昌介兄さん、お父さんは違った

ずっと...ずっと...あまり喋ることができなかった

そんな時におじいちゃんは亡くなった
という知らせを聞いた

おじいちゃんは私に笑顔を...優しさ、生まれてきた大切さを教えてくれた

なのに...私はそれを台無しにした

-鳳家 Aの部屋-
中学の頃のA「私...なにしてんだろ...おじいちゃんは...私に色々くれたのに...それを台無
　しに.....」
中学の頃のA「慶介兄さん達と喋れなくて悲しんでいた時に笑顔にしてくれたのに...」
中学の頃のA「...うん、私...これからは...“静かに、迷惑をかけないように生きよう...“」

-鳳家リビング-
『おはよう』
ひなた「あ、A、おはよう」
えむ「Aお姉ちゃんおはよー！」
鳳家母「あら、A、おはよう。朝ごはんできてるわよ」
『ありがとう、お母さん』
鳳家母「いいえ、早く食べて学校に行きなさい。もうこんな時間だから」
『うん』
『(お母さんは優しいなぁ...早く食べて今日も学校行こう)』