プリズマ☆特訓 ページ6
.
「ダメです!もっとあざとく!可愛く!キュートに!」
『こ…こう…?』
「男を落とすくらいの飛び切り級の笑顔を!」
『これやる必要あるの…?』
「何を言っているのですか!魔法少女としての基礎の基礎ですよ!」
『えぇ…』
見ての通りだ。ベットに座って遠い目をしたイリヤちゃんが応援してくれてなければ私の心はもう折れている。
「マスター、次のレイシフトの件ですが__」
『えっ?アルトリア…?』
シュッとマイルームのドアが開き騎士王が顔を出した
それも飛びっきりのポーズをヤケクソでキメた時
「……………失礼しました」
『ちょ、待って!違うの!』
「いえ!私は例えマスターがそう云う趣味でも全く気にせず貴方の剣であり続けますとも!」
『それは嬉しいけどそんな事ないから!誤解だからぁぁぁぁぁぁぁぁ』
「マスター♡とっても可愛かったですよ…♡」
突然背後で和服バーサーカーの声がする
『ヒェ……きよひー…何時からそこに?』
「勿論ずぅっとマスターの可愛らしい姿をこのベットの下で拝見しておりましたとも♡」
『oh…』
「ええ、母もマスターの可愛らしい姿、しかとこの目に焼き付けましたわ♡」
バッと上の通気口が開き、頼光ママがブランと宙ずりになって出てくる
「マスターのあざといポーズの写真、拡散完了しました!」
『えっ、静謐ちゃんも…いつの間に…?』
「気配遮断スキルです!もう既読が半分以上…皆さん好評のようです」
『嘘…待ってそのライン私も入れてくれないの?』
「ほぼマスターの写真共有のグループですが良いんですか?」
『なんでそんなのあるの?!』
取り敢えずこれ以上の特訓は丁寧にお断りして置き、3人にもご退出願い、マシュが残ってくれた
『はぁ…私のマイルームのセキュリティーどうなってんの?』
「ダウィンチさんにどうにかなるか聞いてみましょうか」
『うぅ…マシュありがと…』
「私も先輩のお役に立てれば良いのですが…」
やっぱりウチの後輩が1番の癒しだ…
『マシュ大好きだよー!!』
「わっ…私も先輩の事もっと好きですよ!」
ギュッっと抱きつけば抱きつき返してくれる…
だがしかし、Aはマシュのスマホの待ち受けが例の拡散された画像である事を知らないのだった
その後聞きつけた他の英霊も頻繁にマイルームへ訪ねてくるようになった
「我が王からマスターの可愛らしい姿を拝見出来ると聞いて…」
『もうやらないから!!』
.
127人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
人形師(プロフ) - 凄く面白いです!続きが気になります。応援してます!! (2019年6月8日 19時) (レス) id: 05191dc1a4 (このIDを非表示/違反報告)
いまづき(プロフ) - 早く続きが読みたいですね! 応援してます! (2019年1月18日 21時) (レス) id: 14b35c0538 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:霧禍 | 作成日時:2019年1月12日 21時