コナン君にホームズを合わせてみたかった話【名探偵コナン】【FGO】

えぇ… ページ8

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「…………」

『まぁ、嫌なら何も言わなくて良いよ。私も探るのは得意じゃないし』



本質は違うような瞳、それは後ろの彼にも言える事だけど、

そんな初対面なのに図々しい事は言えない。

この少年はまぁ、デリカシーが無いのはお互い様という事で



『じゃあ、安室さん。どうしましょうか』

「あ、嗚呼、そうですね…、取り敢えずその人たちが警察に届け出てるかもしれないので、その辺から探ってみましょう」

『探るって…………今日中に見つかりますか？』

「うーん、どうでしょう。流石にそれだけしか情報が無いと…」

『デスヨネー』



さて、もう日も暮れかけてきているのである

ちょっとやばい、今日は野宿かな…


「え、」「それは辞めといた方がいいと思うよ…」

『あれ、声に出てました？』

「確かに、野宿、と聞こえましたが」

「お姉ちゃんまさか、公園とかで野宿したりしないよね…？」

『大丈夫大丈夫、慣れてるから』

「いやダメだろ」

「慣れてるとかいう問題じゃ無いと思いますよ…んー、僕の家はかなり遠いですし…どうしましょう」

『近くに森とかありますかね？公園より寝やすそうなので』

「お姉さんって馬鹿？」



おい…なんか若干コナン君の方素が出てなかったか…？迂闊過ぎないかな…？



『イヤイヤ！近くてもそんなご迷惑掛けれませんよ！』

「じゃあさ、お姉さん！」

『ん…？』



さっきまで引き攣っていた彼の顔はいつの間にか戻っていた



「見つかるまで新一兄ちゃん家に居なよ！」

『え"っ？！』






いやいやいやいや？！？！安室さんも「それはいいですね」なんて相槌打たないでください！！！


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