工房通信 ページ32
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『えっと、…………何故ここに王様が？』
「なんだ雑種、我が居て問題があるのか？」
『いえ……無いですケド』
新アサさんとリビングの方へ行くとソファを1人で占領して端末とにらめっこしている王様がいた。
新アサさんのことといい、王様といい、頭が追いつかない。何でいるの？？
まぁ、全部後で考えようとキッチンのある方へと行こうと足を進める
「待て、工房は完成した。通信が繋がるはずだ、今すぐ繋げ」
『え…？どう言う意味ですか…？』
「ええい、説明が面倒だ！繋ぎしだい発明家に聞け！我は疲れた」
そこでピピーッと通信の繋がる音がする
『ダウィンチちゃん！』
「やぁAちゃん、元気そうで何よりだ。賢王お変わりなく？」
「嗚呼、此処に来てもなんら問題は無さそうだ」
「コチラは存在証明とか色々大有なんだけどねぇ〜」
「ふん、知らんな」
「ありゃ、手厳しい。Aちゃん、あらかじめ説明をしなくて悪かった。が、結果オーライって事で許してね☆」
『……うん。ダウィンチちゃんらしいね』
「それじゃあ片っ端から説明していこうか。まず賢王がいる理由かな。まぁ至極簡単だ、そこを少々弄って工房を立ててもらう。この物語は調べてみたが見つからなかった…という事は違う世界軸で書かれて"いる"物語なんだろう」
『書かれて"いる"…？』
「そう、ing形。つまり今も尚綴られてると見ていい。そこへ君達と聖杯が乱入したからかその物語とは別物になってしまった。が、物語故に歴史修正力は働かない。今までとはまるで勝手の違う、特異点とも少々異なる未知の異変なんだ。だから試せることは全部試しちゃおうと思ってね。工房があればなかなか便利だ。通信もしやすいし、魔力源に繋げればもう少し英霊を送り込めるかもしれない」
『まじか…。でも、なんで王様？他にもキャスターはいっぱい居るのに…それこそ工房を創るのに長けた人とか』
「そこは…まぁ、王様が自ら行くと言い出してね」
『え…』
「まぁ問題なく工房を作れるなら私は誰でも良かったから、理由が知りたかったら直接聞くといい。それと、聖杯の場所…まだ詳細な特定には至らないが案外近く＿＿そう、日本国内にありそうだよ」
『ホント？！！』
国内！良かった…外国も含むんだったら探し出せる気がしないもんね…。
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羽具(プロフ) - 内容が全て好きです！！更新ゆっくりで無理なさらない程で頑張ってください！応援しています！ (2023年3月31日 0時) (
レス) @page41 id: a3fd2bf9c9 (このIDを非表示/違反報告)
いちごぱふぇ - 好きすぎて好きです() (2020年7月20日 23時) (レス) id: e2dd6d7f46 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 好きです〜！更新頑張ってください！ (2019年8月20日 14時) (レス) id: a6030a90d7 (このIDを非表示/違反報告)
ねこみや梓(プロフ) - ページ5の立香ちゃんの自己紹介のところの苗字、"藤村"じゃなくて"藤丸"だと思います。 (2018年11月29日 20時) (レス) id: 57da8f7b25 (このIDを非表示/違反報告)
むぎ - クー・フーリンズ出してください。更新頑張ってください！！！！ (2018年11月25日 16時) (レス) id: 44aac82ee1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霧禍 | 作成日時：2018年7月29日 16時
