屋上にて ページ27
.
空きビルの屋上に4つの影
標的者ターゲットが来るのを待つ
「ふむ、では今回は探るだけという事だネ。接触は控えよう」
「そうした方がいいだろう。」
『ジャックは危ない時に宜しくね』
「はーい!」
いきなり接近して警戒されても不味いので空気を読んで見て、これからの動きをダディに考えて貰うつもりだ
「しっ、一応伏せろ。来たぞ」
どうやらなにかの密談の様だ。交渉している様にも見える
が、どうにも余り良い感じでは無いようだ
突然パンッと銃声が響く
「あっ、」
「交渉は決裂の様だな」
「ターゲットは早々に行ってしまったネ。あの金髪の男が殿といった感じカナ」
『…………』
殿の人はとても腕が良いようで敵を殲滅し切った
が、銃弾を受けたのかフラフラと歩いていたがバタリと倒れてしまった
そこへ生き残っていたらしい敵が近寄って行く
『………』
「え、ちょ、マイガール!」
「お、おい!」
スクッと立ち上がって2人の制止を聞かずに前のめりに倒れる
凄い勢いで落ちていく。風が強い
『ジャック!着地お願い!』
「はーい!任せて!」
小さな手。だけど並大抵じゃないサーヴァント故の力で支えてくれる。小さいながら機敏にシュタッ
と降り立つことができた。
が、…やっぱり、もう少し大きい英霊がいいな。
うん。今度はそうしよう。もうこんなジェットコースターは懲り懲りだ
『………ふー、怖かった…』
「大丈夫?おかあさん」
『うん…なんとか。ジャック、あの男の人を気絶させて』
「うん、わかった」
ジャックは音もなく男の背後へ近寄り、悲鳴なんてあげる暇も無く地面に伏した男の上で終わったよー、と手を振る。
ありがとう、と返事をして黒の組織の殿役だった男の人に近づく。
その男の顔を見て、私は目を見開き、ジャックは驚きの声を上げる。
「あ!この人!」
『やっぱり…でも何故…?ただの喫茶店の定員さんだと思ってたのに____安室さん』
ー
528人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
羽具(プロフ) - 内容が全て好きです!!更新ゆっくりで無理なさらない程で頑張ってください!応援しています! (2023年3月31日 0時) (レス) @page41 id: a3fd2bf9c9 (このIDを非表示/違反報告)
いちごぱふぇ - 好きすぎて好きです() (2020年7月20日 23時) (レス) id: e2dd6d7f46 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 好きです〜!更新頑張ってください! (2019年8月20日 14時) (レス) id: a6030a90d7 (このIDを非表示/違反報告)
ねこみや梓(プロフ) - ページ5の立香ちゃんの自己紹介のところの苗字、"藤村"じゃなくて"藤丸"だと思います。 (2018年11月29日 20時) (レス) id: 57da8f7b25 (このIDを非表示/違反報告)
むぎ - クー・フーリンズ出してください。更新頑張ってください!!!! (2018年11月25日 16時) (レス) id: 44aac82ee1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:霧禍 | 作成日時:2018年7月29日 16時