コナン君にホームズを合わせてみたかった話【名探偵コナン】【FGO】

ナルシスト ページ22

.





「…嗚呼、私も彼のファンでね。しかし皆から似ていると言われてそう呼ばれて居る」

「へぇーやっぱりそうなんだね！」

「ブッフォッッッ………ン"ン、なんでも無いヨ？」



新茶が吹いた。まぁ仕方ない。私も危なかった。

だってね、うん。自分のファン……ナルシスト…笑うしか無いよね

新茶ってのは新宿のアーチャー、略して新茶。解るよね…？モリアーティは名前が長い。うん。



「本名はなんて言うの？外人さんなのに日本語上手だね！」

「本名か…ふむ。強いて言うなら、"今はまだ語るべき時では無い"。これからも気軽にホームズと呼んでくれ給え」

「ふぉぉ…ホームズだ…」



コナン君が感動している。根っからの探偵好きか。

だったら昨日の全て解き明かしたいとう謎の欲求も納得は行く。

納得はしたが許しはしない。周りに迷惑だぞ

そういう探究心はまだ小さいんだから学業にでも使いなさい。

新茶は安室さんと笑ってトークしていた。あら、意外と馴染めるんだね



「あ！目暮警部！」

「おおコナン君！それに安室さんも」



少しポッチャリ体型の茶色の帽子を被った男の人が通りかかった

どうやら殺人事件が起こったそう



「大変！どこで起きたの？容疑者の目星は？」

「まぁまぁコナン君、落ち着いて。今通報されたばかりなんだ」

「へぇ〜そうなんだ」



目暮警部さんが矢継ぎ早な質問を諌める

なんだか嬉しそうなコナン君。おい、殺人事件だよ？



「おーい！ホームズさん達！行こう！」



いつの間にか安室さんの車に乗り込んでいるコナン君

なんて行動力



『いや…私達はちょっと＿＿』

「ああ、今行くよ」

『え？』



見ると明らかにワクワクしてるホームズ。

え、行きたいの？まず帰って現状整理しようよ？ね？



「ほらほら、置いて行かれてしまいますよ」

『うわっ』



安室さんに腰に手を回されて押される

ちょ、近い近い近い

だがしかし、カルデアに顔がいい奴は沢山いる。耐性はついた。

そのまま車へ連行されて事件現場へ直行しました。まる。

いや…、私達行く意味ある？警察で十分でしょ…？






.

推理ショー？なんの事？→←車に揺られて〜

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す