4、僕が良ければ ページ4
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「………………誰なんだ彼奴は」
「探偵社の同僚で、まぁああいう男だ」
『昔から一緒の私にも、偶に謎』
耐えかねたように警部さんが聞いてくる
そりゃあ、気になるよね。あんな変な人が居たら
キョロキョロと周りを伺いながらスンッと鼻を鳴らす治、何してるんだか…
まぁ仮にも恋人なわけだが
乱歩さんと話していた刑事さんが熱してきた所を太宰が諌める
「何てったって僕の座右の銘は、[僕が良ければ全て良し]だからね!」
中島敦[生きていればいいじゃない]
太宰治[清く正しく元気な自 殺]
織田A[後悔は無いように]
「ああ!やっぱりA居たんだね!」
『あ、バレた』
すると寄って来て背後から抱き着いてくる。
嬉しいのか悲しいのかサイズがピッタリで
肩に頭を乗っけてくるのだからこそばゆいことこの上無い
そして乱歩さんは無視路線、
敦がどうリアクションすれば解らないと言いたげな視線を送ってくる
警察の方は完全に私達を見ないようにしてる気がする…
「なんで隠れてたのさ」
『こうなるって解っていたし…。
……………ねぇ、やっぱりって言ったから私が居るのわかってたの?』
「うん、なんかAの匂いがしたからね。これぞ愛の力!」
あぁ、さっきの変な行動は私を探してたのか…。
そして変な事言わないで。敦と警察官達がかなり……、
潮干狩り出来そうなくらいか津波があとから来る位引いてしまってる
序に私も頬の筋肉が引き攣ってる気がする
それともう一つ、鼻どれだけ良いの?
そうこうしているうちにやっと推理を依頼された
なんだか相手は不本意そうだけど
乱歩さんが眼鏡を掛けてフワリと風が起こり、段々強くなる
乱歩さんの背後で治が異能力を発動させるが何も起こらない
……乱歩さんのが異能じゃないなら、何処から風が吹くのだろう?
あぁ、なんか触れてはいけない事を考えた気がするので今の取り消し
乱歩さんが指名したのは____杉本巡査
3発の銃弾が消えた銃を取り出すのを躊躇っている
『!!』
ドクッ
杉本巡査が銃を乱射するの見た。
カチャリ、と聞こえる
銃を向けた先には乱歩さん
危ない…!!!!
パンッ
「っぅ」
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月夜の浜辺(プロフ) - 頑張って下さい (2023年1月1日 0時) (レス) @page41 id: 728094f8c1 (このIDを非表示/違反報告)
帽子(プロフ) - https://uranai.nosv.org/u.php/novel/bousi08211/ (2020年7月24日 13時) (レス) id: abdb937301 (このIDを非表示/違反報告)
帽子(プロフ) - 作者です。ログイン出来なくなったので、すみません。こちらを参照して頂きたいです。https://uranai.nosv.org/u.php/novel/bousi08211/ (2020年7月24日 13時) (レス) id: abdb937301 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - 更新待ってます、時間が空いた時にゆっくり書いてください。いつでも待ってます。 (2019年8月15日 23時) (レス) id: 1a532e4f84 (このIDを非表示/違反報告)
二次元好きのAlice(プロフ) - 初コメ失礼します!いつまでも待ってるので書いてください! (2019年8月15日 20時) (レス) id: dae695a2d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:霧禍 | 作成日時:2017年10月11日 0時