27、信頼と ページ27
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「さァ、重力と戦いてぇのはどいつだ?」
賢治くんたちに殴り掛かろうとする中也に
パンパンッ
子気味いい音を立てて弾が中也へ飛んでいく
「っは、やっとお前が出て来たか。こうするのは久し振りだなァ」
『そうだね。容赦は無い、よっ』
パンッ
中也の異能範囲に入らない様に、
かつ飛んでくる拳や蹴りを異能を使いつつ避けながら、急所へ撃つ。
躊躇いなく撃てるのは、中也だから
中也なら、避けてくれる
銃は効かないんじゃないかって?残念
昔から、私の銃は中也にも当てられる。だから中也も避ける
何故かって?それは_、それは__…なんだっけ?
『中也、強くなったね』
「っそれ、今言うことか?でもまァ…お前は腕、ちょっと訛ってんじゃねぇか?」
『暫くこんな戦闘してないもん』
「そりゃそうか」
中也が拳を振り上げる。
私も中也に狙いを定める。
キィーン
< ポートマフィアの使者よ__>
放送が入って2人とも同時に停止した
やっと、か。
「事務員を餌にしただと?!至急事務員に避難指示を__」
きちんと、彼女達が、助かりますように
無力な私には、願うことしか出来ないけど
ー
ーー
ーーー
「んじゃあ、俺の役目は終わりだ。邪魔したな」
外套を背負って出口へ向かう背中を追い掛ける
ここまで来れば、大丈夫かな。誰にも聞かれないだろう
『中也!』
「…………あァ?何かまだ用か?」
言ってなかったこと、全部言わなければ
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月夜の浜辺(プロフ) - 頑張って下さい (2023年1月1日 0時) (レス) @page41 id: 728094f8c1 (このIDを非表示/違反報告)
帽子(プロフ) - https://uranai.nosv.org/u.php/novel/bousi08211/ (2020年7月24日 13時) (レス) id: abdb937301 (このIDを非表示/違反報告)
帽子(プロフ) - 作者です。ログイン出来なくなったので、すみません。こちらを参照して頂きたいです。https://uranai.nosv.org/u.php/novel/bousi08211/ (2020年7月24日 13時) (レス) id: abdb937301 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - 更新待ってます、時間が空いた時にゆっくり書いてください。いつでも待ってます。 (2019年8月15日 23時) (レス) id: 1a532e4f84 (このIDを非表示/違反報告)
二次元好きのAlice(プロフ) - 初コメ失礼します!いつまでも待ってるので書いてください! (2019年8月15日 20時) (レス) id: dae695a2d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:霧禍 | 作成日時:2017年10月11日 0時