先輩と私と、時々砂糖 (ページ1)

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「ああ … 好き、大好き～～～」

実「家でやってよもう … 」

須田 A、16歳
大好きで仕方が無いものがあります！

「だってカッコよすぎる～好き … 」

実「なんだっけ？與真司郎？」

「みさちゃん名前覚えてくれたの？！」

実「あんなに騒いでたらそりゃ、なるよ」

そうなんです、
芸能人の與真司郎が大好きで仕方ありません！

あ、この子はお友達の宇野実彩子ちゃん。
小学校からずっと一緒なんです！

実「 … 黙ってれば可愛いのに」

「ん？何～？」

実「なんでも！ところで来週のやつ、集まり今日だって」

「あ！忘れてた一緒行こうね～！」

4月から高校一年生になって、もうすぐ2週間
ここの学校は毎年恒例で新入生歓迎セレモニーで
2泊3日のキャンプに行くことになっているらしくて

さすがに全校生徒だと大変だから
2年生と1年生で行くみたい
(3年生は受験もあるからってことで)

帰りのホームルームが終わって
みんなにバイバイして私とみさちゃんは実行委員なので今から集まりに向かいます！

実行委員って響きいいよね～なんか高校生って感じ！
楽しみだな～なんて思いながらよそ見したら

「う’’っ」

誰かにぶつかってしまいました

実「ちょ、A何してるの～」

「ご、ごめんなさいケガなかったですか？」

？「あぁ、大丈夫 … 」

あれ、この人どっかで …

「あ、秀太先輩 … でしたっけ？」

秀「そうだけど、名前なんで … 」

「部活紹介の時！覚えてたので！」

秀「ああ、なるほど。あんたの名前は？」

「須田 Aです！1年生です！」

これが、
多分恋の始まりでした

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