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iwside
涼太が家を出てから30分
掃除するからなんて理由つけたけど家の中に入れるわけもなく
玄関の外でずっと立って待っている
すると、向こう側から涼太が歩いてきた
dt『ぱぱっ！』
その手にはチョコレートが2本
俺を見つけた瞬間、とてとてっと走ってきた
｢涼太おかえり、ちゃんと届けてくれたんだね、ありがとう｣
dt『りょたできたっ！おにいちゃん？』
｢うん、お兄ちゃんだよ、かっこいいね涼太｣
抱っこしてやると甘えるように頬ずりをする
今日はご褒美だね
｢涼太、今日の夜何食べたい？好きなのにしな？｣
dt『んと、んと…ぴざ！』
｢じゃああとで兄ちゃん達と選ぼうか｣
wt｢『俺、これがいい！肉の！』
mm『マルゲリータは？』
dt『ちーずっ！』
｢わかったからみんな落ち着いて笑｣
ピザを頼むのも一苦労…騒がしい子達だよほんとに
dt『おーちぃ！』
wt『ちょ、涼太入れすぎ！つまるぞ！』
mm『翔太くんうるさいな、もぐもぐしてるもん大丈夫だよね』
涼太は大好きなピザにテンションMAX
手も口の周りもベッタベタにして笑っている
いつも静かだし大人しいから、翔太や蓮の頃に比べて手がかからないし
大人っぽい子だって思ってたけど
こうやって子供らしい、年相応の姿を見ると嬉しくなる
wt『ほら、んーして？』
dt『んーっ…』
翔太に顔と手を拭いてもらって、抱っこと甘える
｢翔太食べてるから後にしてもらいな？｣
dt『しょた…』
wt『いいよ、片手で食べれるし、膝の上おいで』
涼太を膝に乗せて頭を撫でながらご飯を食べてる翔太
｢翔太にありがとうだよ、涼太｣
dt『しょたあーとっ！』
wt『いーえっ』
mm『涼太くん、お風呂入るよ〜』
dt『うんっ、れんとはいるっ』
蓮とお風呂に行った後ろ姿を見て
wt『俺、彼女も子供もいらねぇわ、涼太がいたら』
｢何言ってんの笑｣
どこまでも涼太に甘いね、うちの家族は
そんなとこも幸せだな
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リクエストありがとうございました！
愛され涼太くん、かわよいです…
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作者名：ミトコンドリア
| 作成日時：2021年10月13日 11時
